水のコラム
簡単にできるトイレの節水方法を紹介!節水で得られるメリットも!
月々の水道代を節約するために、水回りの使い方に気をつけているご家庭は多いでしょう。実は、トイレでも節水のためにできることがあるのです。今回は、トイレの節水で得られる効果や、簡単にできる節水方法を詳しくご紹介します。
トイレの節水が重要な理由は?節水で得られるメリットを紹介
家のなかで水をたくさん使う場所といえば、キッチンやお風呂を想像する人が多いでしょう。しかし、実は、トイレで使用する水の量は驚くほど多いのです。家庭によっては水回りのなかで、もっとも多く水を使っているのがトイレでもあります。
水道局の調査によると、1日の間でトイレに使う水の量は、一人あたり50リットル以上ということが分かっているのです。家計のためだけでなく、環境のためにも、トイレの水を節約する方法を考えていきましょう。
今すぐできるトイレの節水方法
アイテムを使わなくてもできる節水方法をご紹介します。これだけでもかなりの節水効果が期待できるため、ぜひ今日から試してみてください。
・できるだけ「小」で流すようにする
トイレの水を流す際は「大」と「小」を使い分けられるようになっていますが、この2つを比較すると5リットルもの差があります。普段あまりよく考えずに「大」で流してしまっている人も多いのではないでしょうか。家族全員がきちんと使い分けるようにすれば、年間何千円もの水道代を節約できるのです。ただし、必要なときは「大」で流さないと詰まりの原因になるので注意してください。
・1回で流すようにする
「用を足すときの音が気になる」という理由で、何度も水を流してしまう人も多いでしょう。確かに、トイレの水を1回流すのにかかるお金はほんの数円です。しかし、トイレのたびに何回も水を流していれば、多くの水と水道代を無駄にすることになります。音が気になるようなら水音が鳴る消音グッズなどを活用し、流すのは最後の1回だけにするよう心掛けましょう。
・お風呂の残り湯で流す
「お風呂の残り湯を活用したい」という人にもおすすめなのが、残り湯を使ってトイレを流す方法です。お風呂場からトイレに水を運ばなければならないのは手間ですが、うまく活用すればトイレの水を一切使わずに済みます。止水栓を閉めた状態でお風呂の残り湯をトイレタンクに入れて流すようにしてください。小の場合は、バケツに汲んだ残り湯をそのまま便器に入れて流すことも可能です。
トイレの節水に役立つアイテム
トイレの節水に役立つアイテムも市販されているので、活用してみるとよいでしょう。
・水洗トイレ節水器ロスカット
トイレを流した後、最後に流れてくる勢いのない水をカットするためのアイテムです。タンク内の水が便器に流れるよう調節しているのは、タンクのなかにあるゴムフロートと呼ばれる部品です。水洗トイレ節水器ロスカットをフロートバルブの上に取り付けるだけで、無駄な水が流れるのを止められます。
・ウォーターセーバー
ウォーターセーバーはリング状になっており、フロートバルブの上に取り付けることで、レバーをひねったときだけ水が流れるようになります。このアイテムを取り付けるとレバーが重くなるため、普段より少し長めにレバーをひねるようにして詰まりを防止してください。ウォーターセーバーは1,000円程度で購入できるので、どのくらいの節水効果があるのか試しに使ってみるとよいでしょう。
・万能ロータンクボールタップ・スリムタップ
タンク内にあるボールタップの交換用部品として売られているアイテムで、タンク内の水量を調整することが可能です。1回に流す水の量が減るように、タンク内の水位を調整してください。ただし、水位が低すぎると汚物が流れ切らず詰まりを引き起こす原因になるため、何度も試して最適な水位を見つける必要があります。このアイテムは取り付けが非常に簡単で、2,000~3,000円程度で購入できるため、大変おすすめです。
タンク内にペットボトルを入れるのはダメ!
よく、浴槽にペットボトルを入れることで水かさを増やす節水方法が紹介されています。これと同様に、タンク内に溜まる水を節約する方法として、ペットボトルのような重いものをタンクに入れている家庭も珍しくありません。
しかし、この方法はペットボトルがタンク内の部品とぶつかり合って故障の原因になるため、やめたほうがよいでしょう。高額な修理費用がかかるような状態になってしまった例もあるため、節水どころではなくなってしまいます。
トイレの節水でお悩みなら、わかやま水道職人までご連絡ください
わかやま水道職人では、和歌山市、田辺市、橋本市、紀の川市、海南市、岩出市など和歌山県全域でキッチンをはじめとした水まわりのトラブルの解消に尽力しています。お客様からお電話一本でスタッフが現場に駆け付け、原因に応じて適切に対応いたします。水漏れやつまりなどでお困りであれば、ぜひ当社にご連絡ください。