水のコラム

ペットの糞はトイレに流す?流さない?犬・猫・うさぎの糞を処理する方法

2024年09月19日  トイレ


初めてペットを飼う方も、ずっと飼い続けている方も、ペットの糞の処理方法に頭を悩ませている方は多いのではないでしょうか。
 
実家に居たころはトイレに流していた、引っ越し前はごみとして捨てていたなど、処理方法はさまざまだと思います。
これは、住んでいる地域の自治体によってルールが定められているため、それに従ってのことですが、トイレに流すと排水口がつまらないか心配になってしまいますよね。
また、自治体には確認していないけれど、トイレに流していてつまったことがある方も、つまりを経験したことがない方もいらっしゃると思います。
 
今回は、ペットの糞をトイレに流してもつまりなどのトラブルが起きないかについてや、つまる場合は何が原因になっているのかについて、ご紹介します。
 

犬の糞の場合


現代では、犬の飼育も室内が推奨されていますが、屋外で飼われている方もいらっしゃいます。
犬の糞の場合、室内飼いか屋外で飼っているかによっても、トイレに流してトラブルが起きるかどうかが変わります。
 

家の中で糞をする

室内で犬を飼っている場合、トイレトレーニングをして、トイレトレーで排泄ができるようにしている方も多いと思います。
トイレトレーではペットシーツを使用しているので、この場合、人間用のトイレに糞を流せます。
 
ただし、犬の糞は人間の便よりも軽く水に浮きやすいため、水に流れにくいです。
それにより、大量に流すと排水管でつまりやすくなります。
数回分をためてから流すのではなく、糞をするたびに流すようにしてください。
仕事などで外に出ており、糞をするたびに流すことが難しいときは、ペットシーツを交換する際に、数回に分けて流すようにしましょう。
 
ただし、糞が硬いときは、水に溶けずにつまるというリスクがあります。
この場合は、そのままトイレに流さない方が良いでしょう。
ビニール袋などに入れ、糞を揉んで柔らかくしてから、中身の糞のみ流してください。
 
また、節水型トイレを使用している場合、水量が足りずにつまってしまうことがあるため、糞の状態や量に関わらず、トイレに流すことは控えることがおすすめです。
 

家の外で糞をする

屋外で飼っている犬の場合、外で排泄することがほとんどではないでしょうか。
また、室内で飼っている場合も、外に行かなければ排泄できないという犬もいます。
 
外で排泄する場合、糞には土や草などの異物が付着します。
異物が付着した糞をトイレに流すと、異物が排水管を通れず、つまりを引き起こす可能性が高くなるでしょう。
 
また、異物は排水管を傷める原因にもなり、つまらなかった場合でも排水管を損傷させることがあります。
異物は排水管に付着し、排水管の通り道が狭くなり、つまりやすい環境も作ります。
 

大型犬の飼育や多頭飼いをしている

大型犬は糞の大きさも、小型犬や中型犬より大きく、1度の糞でもそのまま流してしまうとつまりの原因になる可能性があります。
大型犬の糞は、割りばしなどで小さくしてから流した方が良いでしょう。
 
また、多頭飼いをしている場合、飼っている犬が連続で糞をすると、1度の糞の量が多くなります。
この場合も大型犬を飼っている時と同様に、1度に流す量が少量になるように調整して流すようにしましょう。
 

ペットシーツなどはつまりやすいので流さない

ペットシーツには、吸水性ポリマーが含まれていることがほとんどです。
吸水性ポリマーは水で膨張して固まる働きがあるため、トイレに流すとつまります。
 
ペットシーツの中には、トイレに流せることを謳っている製品もありますが、水量の節約をしたり、節水型トイレで流すと高確率でつまります。
非節水型トイレの場合は大水洗で流し、1度の水洗で終わりではなく、つまりが起きていないかの確認のために、もう1度流しておいた方が良いでしょう。
節水型トイレでは流さないようにしてください。
 
糞を入れたままで捨てられる専用の処理袋も、つまりを起こす可能性があります。
水に溶けやすい性質の素材が使われていることが多いとは思いますが、トイレットペーパーも量が多いとつまるため、それと同じだと考えてください。
 
犬の糞の量や、排水管の状態によってはつまるため、そのまま流すのではなく、糞だけを先に流し、その後に処理袋を割いて小さくしてから流した方が良いでしょう。
 
流せないタイプの処理袋は、トイレに流さないようにしてください。
 

猫の糞の場合


猫は室内飼いが推奨されているため、ほとんどの方は室内で飼っていると思います。
散歩が好きな猫もいますが、排泄は室内で済ませているでしょう。
 
猫の糞は犬の糞よりもつまる確率が高いため、トイレに流すことはおすすめできません。
 
また、外に自由に出られる環境での飼育や、屋外での飼育をメインでしている場合は、外で排泄することは他の方の迷惑になるため、室内でできるようにトイレトレーニングをしましょう。
 

猫の糞がつまりやすい理由

猫の糞には、グルーミングで体内に取り込まれた、猫の毛が含まれています。
猫の毛は猫のおなかの中で固まるため、トイレに流すと、水に溶けず排水管の中にたまり、つまりを引き起こす可能性が高くなるでしょう。
 
特に節水型トイレは水洗で使用する水の量が少なく、非節水型トイレよりもつまりやすいです。
 
また、猫の糞は軽く、水の中で浮きます。
そのため、うまく流れていかずにつまってしまうこともあるのです。
 

猫砂はつまるリスクが高い

流せる猫砂がありますが、トイレがつまる原因の一つです。
 
紙でできた猫砂や木でできた猫砂は、トイレに流せると謳われている製品もありますが、パッケージには多くの注意書きが記載されています。
注意書きの多さは、トイレに流せるけれど、つまるリスクを持っているということのあらわれでもあるため、トイレに流す前にしっかりと注意書きを確認しましょう。
 
特に、流す量には注意してください。
ご自宅のトイレが節水型トイレか非節水型トイレかによっても量は異なりますが、1度に流す量は、ひとかたまり程度に留めましょう。
また、固まっていない部分の砂は取り除いてください。
 
水洗は必ず大水洗で行い、その後にもう1度流すことで、排水管に残っているかもしれない猫砂まで流せ、つまりが発生していないかの確認もできます。
 

集合住宅では猫砂を流す前に確認が必要

集合住宅にお住いの方は、猫砂をトイレに流す前に、集合住宅の規約の確認をしてください。
集合住宅では、猫砂を流すことを推奨していないことがあります。
規約に記載がないときは、管理会社や大家に、念のため確認した方が良いでしょう。
 
集合住宅で猫砂がつまったときは、ご自宅ではなく、階下でつまりが原因による逆流トラブルが起こる可能性もあります。
自己判断で猫砂を流したことで階下の部屋に被害が出た場合、損害賠償が発生するケースや、住民トラブルに発展するケース、集合住宅を出ていくことになるケースもあるため、注意が必要です。
 
また、階下の住民の安心した生活を阻害する行為にもなるということを、お含みおきください。
 

うさぎの糞の場合


うさぎの場合、流せるトイレ砂で排泄しているのであれば、猫と同様に流せますが、流す量には注意してください。
 
ペットシーツを使用している場合、ペットシーツは流せないので、糞のみの処理が必要です。
これは、うさぎのトイレの中に何も入れていない場合も同様です。
 
うさぎの糞は、猫よりもさらに軽く、水の中で浮いてしまいます。
そのため、トイレに流すとつまりやすくなる可能性があります。
また、うさぎが食べている牧草などの草には豊富な繊維が含まれており、糞として繊維は排出されるでしょう。
そのため、糞に含まれている繊維が理由でトイレがつまるということもあるかもしれません。
 
うさぎの人気の高まりにより飼育している方も増えていますが、うさぎは専門店が少なく、うさぎを診られる動物病院も少ないため、飼育において情報が集めにくいという現状があります。
犬や猫であれば、SNSでトイレに糞を流したらこのようなことが起きたという情報を得ることもできますが、うさぎの場合SNSでの情報収集も困難でしょう。
 
うさぎの糞を流せるかどうか、うさぎを購入した店や、かかりつけの獣医師に相談してみることがおすすめです。
 

ペットの糞をトイレに流す前に自治体に確認しよう


ペットの糞をトイレに流す前に、和歌山県の各自治体に確認するようにしてください。
自治体によって、ペット糞をごみとして捨てることを推奨している自治体と、トイレに流すことを推奨している自治体があります。
 
自治体のルールを破って、下水道の設備につまりや損傷が発生した場合、トイレにペットの糞を流した方に責任が発生する可能性があります。
下水道の設備が使用できなくなった場合、その下水道を使用しているすべての方が、下水道の設備が復旧するまで下水道を使用できません。
 
下水道が使用できないということは、ご自宅から出るすべての排水を止める必要があり、トイレもお風呂もキッチンも洗面台も使用できなくなるのです。
自治体がルールを定めているのには理由があるので、自己判断での行動や、以前に住んでいた地区の自治体では許可されていたからといって、確認せずに行動することは控えましょう。
 
また、ご自宅で浄化槽を使用している場合、浄化槽がペットの糞で壊れてしまう可能性があるため、浄化槽のメーカーや和歌山県の各自治体などに、確認した方が良いでしょう。
浄化槽は「合併処理浄化槽」と「単独処理浄化槽」の2種類があり、どちらの浄化槽を設置しているかによって、処理できるものの範囲が異なります。
自己判断でトイレにペットの糞を流してしまうと、浄化槽の修理に多額の費用が発生する恐れがあります。
 

ペットの糞によるつまりはわかやま水道職人にお任せください!


ペットの糞でトイレがつまってしまったときは、わかやま水道職人にご相談ください!
わかやま水道職人は、和歌山県の各自治体の水道局から指定を受けた、水道局指定店です。
 
ペットの糞によるトイレのつまりは、大量の糞や猫砂を流してしまったことで突発的に発生するつまりと、排水管に糞や猫砂などが付着して蓄積していくことで排水管の内部が狭くなって起こる、慢性的なつまりがあります。
 
突発的に発生するつまりは、ラバーカップや重曹、お湯を使用した方法でつまりの原因を除去すれば解決しますが、排水管が狭くなることで起こる慢性的なつまりは、排水管の内部に付着している原因を除去しない限り、つまりが繰り返し発生します。
排水管の内部に付着しているものはラバーカップや重曹、お湯などのご自分で除去する方法では除去できず、わかやま水道職人などの水道修理業者に依頼する必要があるのです。
 
つまりはどちらの場合でもご自分で解決できることがあるため、その場で解決したから良しとされるお客様も多いのですが、たとえ突発的なつまりであったとしても、繰り返すことで排水管の内部に原因物のカスがたまっていき、慢性的なつまりへと変化します。
つまりが繰り返し発生しているときや、除去するまでに時間がかかるようになってきたときは、わかやま水道職人にご依頼をいただくことで、作業員が現場で状況を確認し、根本的な原因の解決に努めます。
 
トイレはトイレットペーパーのカスや、人間の排泄物が排水管の内部に付着していて狭くなっていることもあり、初めてペットの糞を流した場合でもつまってしまうことがあります。
ペットの糞でトイレがつまってしまったときは、早めにわかやま水道職人にご依頼いただくことで、つまりの程度が軽い間に可決することが可能です。
つまりの程度は重くなると解決までの時間がかかり、除去に必要な費用も高額になります。
 
トイレのつまりだけではなく、水まわり全般のつまりや水漏れは、わかやま水道職人にお気軽にご相談くださいませ!
 

まとめ

犬や猫、うさぎなどのペットの糞をトイレに流す前に、和歌山県の各自治体に糞の処理方法について確認するようにしましょう。
ペットの糞の処理方法は、自治体によって異なります。
 
自治体がペットの糞をトイレで流すことを推奨している場合は、トイレに流すことになります。
また、特にルールが設けられていないときも流せます。
しかし、ペットの糞をトイレに流すときは、流す量や、付着している異物によってつまりを起こす可能性があるため、注意が必要です。
 
万が一つまってしまったときは、わかやま水道職人にご連絡をいただけましたら、作業員が迅速に現場にお伺いし、早期解決に努めます。

わかやま水道職人(和歌山水道職人) 0120-492-315

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