キッチンの蛇口から濁った水が出てきたらどうすればいい？ |

水のコラム

キッチンの蛇口から濁った水が出てきたらどうすればいい？

2021年03月25日キッチンのトラブル

キッチンの水が濁ったり水漏れしたりするときの対処方法について

キッチンの蛇口をひねったら、白い水、茶色い水が出てきた。蛇口をしっかり閉めているのに、どこからか水漏れが発生する。そのようなキッチンのトラブルの原因、適切な対処方法について、本記事で紹介いたします。

キッチンの水の濁りの原因と対処方法

・キッチンの水が濁る主な原因
キッチンの水が濁ってしまう主な原因は、「空気」、「気温によるもの」、「水道管や給水管の劣化」などです。

・空気
キッチンの蛇口をひねった時に、白濁した水が出てくる場合には、水に中に溶けている空気が原因だと考えられます。水の中には、肉眼では確認できない小さな気泡がたくさん入っており、この気泡が水の色を白く濁らせているのです。もしも、白い水が出てきたときは、コップに水を汲んで少し様子を見てください。すぐに、透明な色に戻るようであれば、心配はいりません。安心して飲めます。

・気温によるもの
冬場など気温が下がる時期に、キッチンの水が白く濁ることがあります。給湯器をお使いの場合に、水が急に温まると、水中の空気が膨張して、蛇口から出たときに弾けることが、白濁の原因です。この場合には、しばらく放置すると、透明な色に戻りますので、まったく問題はありません。

・水道管や給水管の劣化
水道管、もしくは、給水管が劣化していることで、水が濁ることもあります。白い水が出てくる場合には、水道管の劣化で亜鉛が溶けだしている可能性が考えられます。もしも、茶色い水が出る場合には、水道管がさび付いている可能性が高いです。一時的な濁りの場合もありますので、白い水や茶色い水が出てきたら、数分間ほど水を出したままにして、様子を見てください。いつまで経っても水の濁りが直らないようであれば、水道局か水回り関連の業者に連絡を入れて対応してもらいましょう。

キッチンの水漏れの原因と対処方法

キッチンの水漏れの原因で一番多いのは、「蛇口の劣化」です。毎日使っているうちに、蛇口の部品がゆるんだり、破損したりすることで、水漏れが起こりやすくなるのです。この場合は、蛇口を交換すれば、水漏れも改善されます。

・キッチンで使われている蛇口のタイプ
単水栓やサーモスタット式など蛇口には、いろいろな種類があります。キッチンで使われている蛇口は、レバー式水栓、ハンドル式水栓などが主流となっています。レバー式水栓は、レバーを上下、あるいは、左右に動かすことで、水の量、温度などを調節できるのが特徴です。ハンドル式水栓は、ハンドルを回すことで、水を出し、水の量を調節できるが特徴です。レバー式水栓、ハンドル式水栓のどちらも、自力で交換することも可能ですし、プロに交換をお願いすることもできます。

蛇口の交換は自分でやるべき？それともプロに任せた方がいい？

・自分で交換を交換するメリット
レバー式水栓やハンドル式水栓などは、ホームセンター、インターネット通販ショップなどでも取り扱いしていますので、自分で購入して交換してしまえば、安上がりです。レバー式水栓やハンドル式水栓を購入する際には、現在お使いの蛇口種類、取り付け穴サイズなどもよく確認しておくようにしてください。

・自分で交換を交換するデメリット
自分で交換するデメリットは、モンキーレンチやドライバーなどの工具代も別途も必要なることです。また、ナットを回したりなど力仕事もありますので、DIYを趣味としている方、体力に自信がある方は、チャレンジしてみてもよいかもしれません。自分で交換する際には、すべて自己責任となってしまいますので、破損や事故には十分に気を付けるようにしましょう。

・キッチンの蛇口交換はプロに任せるのが一番おすすめ
キッチンの蛇口の交換は、プロの業者に任せてしまうのが一番おすすめです。なぜなら、プロに頼んだほうが、確実な作業を行ってくれるので、安心感が得られるからです。また、プロは作業のスピードも速いので、すぐにキッチンが使えるようになるというメリットもあります。

自分で対応する場合よりも、費用がかかってしまう点はデメリットですが、レバー式水栓を取り寄せ、工具をそろえる手間が省けるので、非常に楽です。蛇口交換の費用は業者によって異なる場合もありますので、料金のことが心配な方は、見積もりを請求してみるとよいでしょう。