水のコラム

詰まりの原因は何?トイレでのトラブル対処法とは

2021年06月10日  つまりのトラブル

トイレの詰まりは原因によって、当然ですが対処法が変わってきます。
常に見張っていなくても、毎日使う場所なので、原因は把握しやすいでしょう。

自力で対処できる詰まりもありますが、専門業者を呼んだほうがいいケースもあります。
専門知識が必要なのにもかかわらず自力で修理しようとすると、破損につながる可能性があるため避けましょう。
どのような場合、専門業者を呼ぶべきなのか覚えておくとよいです。

多くの詰まりは大量の紙が原因?

トイレのトラブルでまず多いのが、大量に流された紙が詰まってしまうというものです。
節水のため、止水栓を操作し水量を減らしている場合に発生しやすくなります。
トイレの水量は、排泄物を流すのに必要な量を計算して作られているため、計算外の行動をすると、正しく作動せず、詰まりの原因になってしまいます。
詰まりの解消のためには、節水のために止水栓を閉めて水の量を減らすのはやめてください。

また流れにくくなる原因には、排水管の劣化による水漏れの可能性もあります。
水がチョロチョロと流れるような異音がする場合は、詰まりの他にも水漏れを疑いましょう。

業者に依頼するかの判断材料

排水管の劣化が疑われる場合や、便器自体に異常が見られる場合は水道業者に連絡してください。
また固形物や、プラスチックのおもちゃなどが、目が届かないところまでいってしまったときは、自力での対処は難しいでしょう。
ペットボトルのキャップほどのプラスチックであれば、排水溝に流れている可能性は高いですが、詰まりを感じる場合は放置せず業者に連絡してください。

詰まらせてしまったのがトイレットペーパーである場合や、便器内の水が引いていく場合は、水が少しずつ流れているため、自力での対処が可能です。

自力での修理方法

まずトイレの修理中に、ウォシュレットが作動すると壁や洋服が濡れてしまうため、ウォシュレット機能があるトイレは電源を落としましょう。
次に水の流入を防ぐために、マイナスドライバーで止水栓を閉めてください。
閉めたあとは、水が出ないか確認をしてから作業に移りましょう。

トイレの床を汚水などで汚さないように、ブルーシートや新聞紙などで保護してください。
便器内の水位が高い場合は、汲み取っておくとよいでしょう。
また衛生面や、感電防止のためにゴム手袋は必ず着用してください。

詰まりの原因が大量にトイレットペーパーを流してしまったと断定できているときは、多くの解決策があります。
まず挙げられるのはバケツなどで、トイレの排水口に水を流す方法です。
これは水を流し入れるときの水圧で、詰まりを解消します。
この方法で詰まりを修理する際は、水が便器の外へ溢れないよう注意しましょう。
排水が正常に行われるまで繰り返してください。

トイレットペーパーは水に溶けやすいものなので、お湯を流し入れるのも効果的です。
しかし便器は陶器製のため、熱湯を注いでしまうと割れてしまう恐れがあります。
必ず60℃までのお湯を流し入れましょう。

また重曹とクエン酸を使用して、詰まりを解消する方法もあります。
重曹とクエン酸が合わさると、アルカリ成分と酸が反応し発泡します。
この発泡によってヌメリ汚れや尿石を落とすだけでなく、詰まりを浮かし、詰まりを解消してくれるでしょう。

しかし、あまり効果が感じられなかったときは、薬品を使用するのも視野に入れてください。
重曹は汚れなどを浮かすものですが、薬品は溶かすものです。
小さな子どもがいるご家庭は、子どもが触れないよう気をつけましょう。

重曹や薬品を使用しないときは、ラバーカップを使用するのも効果的です。
便器内に水を溜めて、ラバーカップで空気を送り込むことで詰まりを解消させます。
ラバーカップには種類があり、トイレ専用のラバーカップがあるため注意してください。

詰まりがひどいときは、真空式パイプクリーナーを使用しましょう。
基本的な使用方法はラバーカップと同じですが、ポンプによる吸引で、ラバーカップよりも強力な吸引力があります。

業者に依頼した場合の費用

業者に依頼する際、気になるのは費用がどれだけ必要なのか、ではないでしょうか。
依頼する業者によって、出張費などの差は出ますが、軽度の詰まりの場合は5,500円から対応しています。
しかしながら、ティッシュペーパーを詰まらせてしまったなど、軽度の詰まりであれば自力で対応できる場合が多いでしょう。

プラスチックのフタなど、固形物を便器内に詰まらせてしまったときは8,800円、排水管の詰まりは11,000円からが費用の相場です。
料金は、詰まりの度合いで変動します。

便器は陶器である上に、排泄専用の構造になっているため、専門知識がないと修理は難しいでしょう。
詰まりがどの程度であるか、何が原因かを探って、自力では不可能だと判断したときは業者に依頼してください。

無理に修理をしようとして、便器が破損してしまえば、丸ごと交換しなくてはいけません。
無駄な出費をしないようにしましょう。

わかやま水道職人は和歌山市、田辺市、橋本市、紀の川市、海南市、岩出市など和歌山県全般で水回りのトラブルを解決している水回りのプロです。
トイレや浴室や洗面所、キッチンでのつまりをはじめ、水回りのトラブルでお困りの際には、ぜひ気軽にわかやま水道職人にお問い合わせください。

わかやま水道職人(和歌山水道職人) 0120-492-315

わかやま水道職人(和歌山水道職人) 0120-492-315