水のコラム

トイレつまり解消に使える「薬品」とは?つまりの原因別に解説

2021年06月28日  トイレのトラブル

トイレつまりを解消するためにおすすめなのが、「薬品」を使う修理方法です。
薬品の成分でつまりの原因そのものにアプローチすることで、つまりトラブルを解消できる可能性も高まるでしょう。

とはいえ、どのような場合の何の薬品を使うのかによって、その効果には大きな差が生まれるもの。
トイレつまりの原因と、薬品による効果的なアプローチ方法を解説します。

トイレつまりへの対処法は「原因」によって異なる

トイレつまりの主な原因は以下のとおりです。

・大量のトイレットペーパー
・大量の排泄物
・水に溶けない固形物
・蓄積した尿石汚れ

トイレットペーパーや排泄物は、トイレに流して処理するもの。
普通であれば、つまりの原因になることはないでしょう。
しかし、一度にトイレで流せる量には限界があります。
その限界を超えてしまうと、途中でとどまり、水の流れをせき止める原因になってしまいます。

また無視できないのが、尿石汚れによるつまりです。
尿石汚れとは、トイレで発生するしつこい黄ばみ汚れのこと。
尿に含まれる成分が固まって付着した汚れで、簡単には落ちません。
「見た目が悪い」という意味で気になりがちな尿石汚れですが、長い年月の間に大量に蓄積して、つまりの原因になってしまうケースもあります。

トイレつまりに効果が期待できる薬品には、いくつかの種類があります。
それは、つまりの原因によって、効果を発揮する薬品の種類が異なるためです。
「なんでもいいからとにかく流し込んでおこう」と考えるのではなく、つまりの原因を推察した上で、適切な薬品を選ぶことが大切です。

尿石によるつまりに効果的な薬品は?

トイレのつまりが尿石と予想される場合、おすすめの薬品は酸性タイプです。
具体的には、以下のような洗剤が当てはまります。

・サンポール
・デオライト
・クエン酸

これらの洗剤は、普段から「しつこい尿石を落とすために使っている」という方も多いのではないでしょうか。
つまりの原因になっている尿石汚れにも、もちろん効果が期待できますから、ぜひ使用してみてください。

もっとも効果がマイルドなのは、クエン酸です。クエン酸で効果がなければサンポールを、それでも無理だったときは、デオライトを使用するのがおすすめです。
便器内の汚水をできるだけ取り除いた上で、薬品を塗布しましょう。
一定時間おいてから流し、つまりが解消したかどうかを確認してみてください。

トイレットペーパーつまりに効果的な薬品は?

つまっているのが大量のトイレットペーパーや排泄物の場合、重曹を使用するのがおすすめです。
便器内に溜まっている汚水をできるだけ取り除いたら、重曹をふりかけましょう。
そこに倍量のクエン酸水を加えます。

全体が反応し、しゅわしゅわと泡立ち始めたら、そのまま1時間ほど放置してください。
その後、40~50度のお湯を、高いところから少しずつ流し込んでいきます。
水の流れが改善しているかどうか、確認しながら作業を進めていきましょう。

トイレットペーパーや排泄物が原因の場合、すぐにつまりが解消されなくても、焦る必要はありません。
少し時間を置いておくと、自然に水が吸い上げられて、少しずつ解けていく可能性も。
また重曹とクエン酸を使った対処法を、数回繰り返すのも効果的です。
様子を見ながら対処してみてください。

薬品では対処できないつまりへの対処法

トイレのつまりの原因によっては、薬品では対処できないケースもあります。
水に溶けない固形物をつまらせた場合、薬品で溶かすことはできません。

また薬品を洗い流すために、大量の水やお湯を使用することに。水の流れによって、固形物がさらに奥へと流されてしまう可能性があります。
薬品を使っても意味がないどころか、さらに状況を悪化させてしまう可能性があるので、流したものが明らかな場合はやめておきましょう。
プラスチックのキャップや子ども用のおもちゃ、ボールペンやスマートフォン、おむつなどがこちらに当たります。

「薬品で対処できないならラバーカップで取り除こう」と考える方もいるでしょうが、残念ながら、こちらも危険です。
うまくいけば、つまりの原因を動かせるかもしれません。

ただしトイレの排水口奥の形状は非常に複雑で、入り口部分まで引っ張り出すのは難しいでしょう。
途中で再度引っかかってしまう可能性が高いです。
手前ではなく奥に向かって動いてしまえば、さらに状況は悪化します。

スマートフォンや携帯電話など、硬いものを無理に動かせば、便器や排水路の破損にもつながりかねません。
固形物がつまりの原因になっている場合は、できるだけ早くプロに相談しましょう。
もっとも確実かつ安全に、トラブルを解決できる方法を示してもらえます。
安心して依頼できる修理業者を探してみましょう。

わかやま水道職人は安心・安全の修理業者です

トイレのつまりトラブルの中には、自力での対処が難しいケースもあります。薬品を使っても解消できないと予想される場合、ぜひ早めに修理業者にご相談ください。
わかやま水道職人は、水回りのことならなんでもお気軽にご相談いただけます。
お金が発生するのは現場で状況を確認し、見積もりを作成したあと。その内容にご納得いただけるまでは、お金が発生することはありませんから、ご安心ください。

田辺市や紀の川市、岩出市、有田郡有田川町などのトイレのつまりは、わかやま水道職人が対応いたします。
「原因がわからない」「自力で対処してみたけれど駄目だった」など、なんでもお気軽にご相談ください。

わかやま水道職人(和歌山水道職人) 0120-492-315

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