水のコラム
台所にコバエが発生する原因は?効果的な対処法もご紹介!
キッチンのシンク周りにコバエが飛んでいるの見つけると、非常に不快な気持ちになります。コバエがいると「どこか不潔にしている場所があるのではないか?」と、原因になっている箇所を探したくなるものです。放っておくとどんどん増えてしまう可能性があるため、早めに発生原因を見つけて対処することをおすすめします。
キッチンに発生するコバエの種類とその特性
実は、キッチンに発生するコバエは一種類だけではありません。特に多いのが、以下の4種類です。
・ショウジョウバエ
台所で見かけるコバエの多くがショウジョウバエです。体長2~3mmほどで、よく見ると赤い目をしています。主に、春先から秋にかけて発生することが多く、羽化してから3~4日で産卵し、生存期間は約30日間です。その間に500個以上の卵を産むため、あっという間に増殖します。発酵物に集まる習性があるため、腐敗した果物や野菜・ビールの空き缶などをシンクに置きっぱなしにすると危険です。
・ノミバエ
ノミバエは体長が2~4mmほどで、黒い色をしています。一度に100個以上の卵を産み、約2週間で成虫になるため、ショウジョウバエ同様、瞬く間に大量発生するのが特徴です。ノミバエは汚物やヘドロがある場所で発生するため、排水溝や排水管内で発生して室内に浸入します。
・キノコバエ
キノコバエは体長が1~4mmと小さく、網戸の目も通り抜けます。土壌中の腐食物を食べるため、観葉植物が置いてある場所で発生しやすいのが特徴です。
・チョウバエ
チョウバエは体長約5mmでほかの種類のコバエに比べると大きめです。汚れのある湿った場所に卵を産むため、シンク下や排水管内が発生源になります。
効果的なコバエの駆除方法
発生してしまったコバエは、根気よく駆除するしかありません。もっとも手軽なのが、市販のコバエ取りを使った方法です。市販のコバエ取りには、スプレータイプや据え置きタイプ、ジェルタイプ、シートタイプなどさまざまなものがあり、発生源と考えられる場所の近くに仕掛けておくと効果があります。自然由来の殺虫成分を使っているものも多いため、小さな子どもがいるご家庭など、殺虫剤の使用に抵抗がある人は選び方に注意するとよいでしょう。
・めんつゆや酢でコバエを退治する方法も
市販の殺虫剤を使いたくない人に試してもらいたいのが、めんつゆや酢を使った方法です。めんつゆや酢の臭いはコバエを引き寄せる効果があるため、トラップを仕掛けてみるとよいでしょう。水を入れた容器にめんつゆ、または酢を入れ、洗剤を数滴たらしたものを、コバエが多く見られる場所に置いてください。臭いに引き寄せられたコバエが着水した瞬間、洗剤の効果で身動きが取れなくなるという仕組みです。
キッチンのコバエを予防するポイント
普段からキッチンの使い方に注意することで、コバエの発生を防ぎます。
・食べ残しを放置しない
食べ残したものをすぐに片付けず、キッチンに放置するのは危険です。特に夏場や梅雨時期などは、すぐにコバエが発生する原因になってしまいます。食べ残しや生ゴミはその都度、新聞紙などに包んでからビニール袋に入れて密封し、蓋付きのゴミ箱に入れてください。シンクに三角コーナーを置いているとつい生ゴミを溜めてしまいがちなので、最初から設置しないようにするのがおすすめです。また、買ってきた食材もそのままキッチンに放置せず、すぐ冷蔵庫にしまうようにしましょう。
・食器はすぐ洗う
食べ終わった後の食器はすぐ洗うようにし、シンクに溜めることがないようにしてください。食べカスや油汚れは、コバエを引き寄せる原因になります。食器を洗ったらそのままシンクもきれいに洗い、キッチンを常に清潔な状態にしておきましょう。
・排水溝を小まめに掃除する
排水溝のぬめり汚れはコバエが発生・増殖する原因になります。ゴミ取りネットを使って食べカスが排水管に流れないようにするだけでなく、小まめに掃除をしてぬめり汚れを落としておきましょう。
排水溝の掃除には、重曹とクエン酸を使った方法がおすすめです。排水溝に重曹とクエン酸をたっぷりと振りかけ、その上からお湯をかけてください。重曹とクエン酸が反応して発泡するため、そのまま30分ほど放置しましょう。最後に60℃ほどの温度のお湯で流せば完了です。
クエン酸が家にない場合は酢でも代用できるため、試してみるとよいでしょう。普段からこの方法で小まめに掃除をしておけば、キッチン回りでコバエを見かけることは激減するはずです。
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わかやま水道職人は和歌山市、田辺市、橋本市、紀の川市、海南市、岩出市など和歌山県全般で水回りのトラブルを解決している水回りのプロです。トイレや浴室や洗面所、キッチンでのつまりをはじめ、水回りのトラブルでお困りの際には、ぜひ気軽にわかやま水道職人にお問い合わせください。