水のコラム

水道管が凍結、破裂した場合の対処方法とその予防策

2021年08月06日  水道管の凍結

冬に増える水道トラブルのうちの一つでもある水道管の凍結は破損や破裂などさまざまな問題を同時に引き起こします。凍結させてしまわぬよう、原因や凍る前にできる対策、凍結した後の対処法を理解しておくことが大切です。今回は水道管が凍結してしまう原因から対処、凍結を予防するための対策などをご紹介していきます。

水道管は何故凍結するの?

水道管が凍結するトラブルは冬場になるとかなり増えます。しかし、同じ地域でも凍結する家とそうでない家があります。それは凍結するのに一定の条件があるからです。

・気温が氷点下になったとき
最低気温が-3℃以下になると注意が必要です。特に寒い地域では冬場、気温が氷点下近くになることは多いでしょう。天気予報などで「水道管の凍結にご注意ください」と注意換気をしているケースもあり対策できる時間はあります。

・水道管が屋外に露出されている
水道管が外に剥き出しになっている場所は、氷点下の風が強い日などは要注意です。風が強いと実際の気温よりも低くなり、凍結する可能性が高くなってしまいます。また、外に水道管が設置されている場合は、雪の降った日も注意が必要です。雪が残っている場所では日中も気温が上がりにくく、寒い状態が一日中続きます。加えて水道管が設置されている場所が日陰になるとさらに凍結するリスクは高くなります。

凍結させないための予防方法

・水を出しっぱなしにする
水道管の凍結予防で最も効果的で有名なのが、水を出しっぱなしにする方法です。水が水道管内で流れ動き続けているだけで、凍結は防止できる可能性が大幅に上がります。しかし、水を出しっぱなしにしておくと水道代も上がってしまうのも事実です。水道代が上がるのは覚悟しておくことが必要ですが最小限に水道代を抑えるため、水量はポタポタと垂れるくらいで調節しましょう。

・メーターボックス内を保温
備え付けられている水道のメーターボックスの中は空洞になっており、寒い空気が中に入り込みます。この空洞になっている隙間に発泡スチロールや新聞紙などを詰めて保温しましょう。この時、発泡スチロールや新聞紙が濡れていては意味がないので、ビニール袋などに入れてから詰めると効果的でしょう。他にも使っていないタオルや布でも問題ありません。

・屋外の剥き出しになっている水道管には直接保温
剥き出しになっている水道管にタオルや保温材を巻くのも一つの手です。水道管にタオルや保温材を巻いたらその上からビニールなどで覆い、雨や雪から守ります。タオルでもいいですが保温材だとより効果的です。保温材はホームセンターやインターネットの通販にて気軽に購入できます。上記の予防方法はそれほど難しくないので寒い地域に住んでいる場合は天気予報から情報を得て、実践してみてください。

凍結してしまったら

予防や対策をしていても凍結してしまうケースはあります。そんな時は凍結した箇所にタオルを巻き、その上から熱湯ではないぬるま湯をかけましょう。この時熱湯やドライヤーの熱風で対応しようとすると急に温度が上がり、その温度の変化に水道管自体が対応できなくなり破裂や亀裂の原因になってしまいます。必ずぬるま湯で徐々に水道管内の温度を上げていきましょう。

凍結してしまうと水が使えなくなってしまうので、冬場はお風呂の残り湯などを事前に取っておけばトイレ等に活用することもできます。

水道管が破裂してしまった!

水道管が凍結だけでなく破裂してしまった場合は直ちに水道業者を呼びましょう。水道業者を呼んだあとは止水栓を閉めて到着を待ちましょう。冬の朝はさまざまなところで凍結や破裂している家があり、業者の到着が遅れることも予想できます。事前に止水栓の場所だけは必ず確認しておきましょう。

マンションなどの集合住宅の場合は水道業者に連絡するとともに大家さんや管理会社への連絡も忘れずに行ってください。また集合住宅の場合、水漏れはかなりの被害を生んでしまいます。
自分だけが住んでいるわけでなく、破裂してしまうと隣、下の住民に迷惑がかかってしまいます。

自分では解決できないと判断したらプロの業者を

破裂したら業者を呼ぶのは基本ですが、凍結した場合も同様に業者を呼んでも何も問題ありません。逆に水道管の破裂や亀裂を防げるのでとても安全でしょう。

一度業者に対応してもらえば、その際に凍結した後の対応を詳しく教えてもらえる場合もあります。またその後のアフターフォローも期待できるでしょう。迷ったらプロの業者に任せることがおすすめです。水道管の凍結にはすぐに駆け付けてくれる地域の水道業者を選ぶことをおすすめします。

水回りのお困りごとはわかやま水道職人へ

わかやま水道職人は和歌山市、海南市、橋本市、岩出市、新宮市など和歌山県全般で水回りのトラブルを解決している水回りのプロです。水道管の凍結、破裂はもちろん、トイレやキッチンなどの水回りのトラブルも対応します。ぜひお気軽にわかやま水道職人にお問い合わせください。

わかやま水道職人(和歌山水道職人) 0120-492-315

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