水のコラム

給湯器からポタポタ水漏れ…5つの原因を知って適切に対処しよう

2021年08月13日  給湯器の水漏れ

自宅内にお湯を供給するために、欠かせない設備といえば給湯器です。そんな給湯器からポタポタと水漏れしていたら…どうすれば良いのか焦ってしまう方も多いのではないでしょうか?落ち着いて対処するためには、正しい知識を身に付けておくことが重要です。給湯器から水漏れが発生する原因を、5つ紹介します。

原因1「水抜き栓からの水漏れ」

給湯器からの水漏れで、もっとも多いのがこちらです。給湯器にもともと設置されている「水抜き栓」という部分から、水がポタポタと漏れ出すケースを言います。「水漏れ」とは言いますが、こちらはトラブルではありません。給湯器のごく自然な仕組みであり、もちろん修理の必要もありませんので、安心してください。

給湯器の水抜き栓から水が漏れる理由は、「給湯器内部の圧力を下げるため」です。給湯器が安全に動作できる環境を整えるため、あえて水を排出する仕組みになっています。またこれ以外にも、「給湯器内部の凍結を防ぐため」「給湯器本体を点検するため」といった理由で、人の手で内部の水を抜くケースもあります。

水抜き栓はどの給湯器にも設置されているもの。いざというときのために、その位置を確認しておくのもおすすめです。基本的に、水抜き栓からの水漏れであれば修理の必要はありませんが、以下のような場合には、一度チェックを依頼しましょう。

・ポタポタではなく大量の水が漏れ出している
・水抜き栓からの水漏れが、いつまで経っても終わらない

水抜き栓からの正常な水漏れであれば、少量かつ短時間で終わるのが一般的です。水の量が多い・長いと言った場合には、給湯器内部で何らかの異常が発生している可能性も。安心・安全のためにも、一度専門業者の人に見てもらいましょう。

原因2「凍結」

水道管が凍結したあとに、水漏れトラブルが発生することがあります。給湯器内においても、同様の仕組みで水漏れトラブルが発生してしまう可能性があります。水の凍結が甚大な被害を及ぼすのは、水が氷になると体積が増え、耐え切れなくなった水道管が破裂するため。給湯器内の配管で凍結トラブルが発生すれば、給湯器内で配管が破裂し、給湯器本体から水漏れしてしまいます。

給湯器で凍結しやすいのは、給湯器からつながる配管部分です。水道管とつながっている部分や、給湯器からお風呂にお湯を運ぶための配管部分、また給湯器本体内部にも注意しましょう。水道管の凍結トラブル対策といえば、外に露出している水道をイメージする方も多いのではないでしょうか。

ガス給湯器も外部に設置されていますから、十分に注意する必要があります。凍結しないよう細心の注意を払うと共に、万が一凍結してしまった場合は、その後水漏れトラブルが発生していないか、入念に確認しておきましょう。

原因3「設置不良」

給湯器設置後まもなく水漏れするようになったら、設置不良の可能性が疑われます。これは、給湯器の設置工事段階から、何らかのトラブルが発生しているということ。水漏れを解消するためには、設置工事をやり直すしかありません。

設置不良で水漏れトラブルが発生している場合、設置工事店に連絡すれば、無料にやり直しに応じてもらえる可能性も高いです。状況をまとめて、わかりやすく伝えてください。

原因4「設備不良」

こちらも上と同じく、給湯器設置後すぐのタイミングで、水漏れトラブルに悩まされてしまうケースです。こちらの場合、問題があるのは給湯器そのものです。初期不良に備えて、各メーカーは一定期間の保証期間を設けています。メーカーに連絡して状況を伝え、指示を仰ぐのがおすすめです。

原因5「給湯器の破損や劣化」

給湯器の寿命は、約7年~10年と言われています。この期間を過ぎても、問題なく使える給湯器も多いですが、徐々にトラブルは増えていくでしょう。給湯器本体に使われている各種部品が、徐々に劣化していくからです。

たとえば、水漏れ予防のために設置されているパッキンは、時間の経過と共に、素材が劣化していきます。傷んでいるのがパッキンのみであれば、新しい部品を準備して交換対応できるでしょう。ただし設置後の年数によっては、修理用部品が手に入らないこともありますし、1カ所のみを修理しても、またすぐに別の場所で問題が生じてしまう可能性も考えられます。

給湯器の破損や劣化によって水漏れが発生している場合、給湯器の交換についても視野に入れながら、今後の対応について検討するのがおすすめです。修理にもお金はかかりますし、新品に交換すれば、より安心して使えるでしょう。設置年数と状況から、プロと一緒に判断してみてください。

給湯器からの水漏れで困ったときも

給湯器から水漏れする原因はいかがでしたか?「給湯器の下が濡れている!」と思ったときも、すぐに慌てる必要はありません。まずは冷静に、給湯器のどの部分からの水漏れなのか、チェックしてみましょう。その上で、「修理・交換が必要である」と判断した場合は、わかやま水道職人にご連絡ください。もちろん、「水抜き栓からの水漏れなのかどうかさえわからない」という場合でも、専門スタッフが相談に乗ります。

和歌山市や海南市、橋本市、かつらぎ町、串本町、那智勝浦町からのご相談も、積極的に承っております。スピーディーな対応を心掛けておりますので、「できるだけ早くお湯を使えるようにしてほしい…」といったご要望も、ぜひお気軽にお伝えください。

わかやま水道職人(和歌山水道職人) 0120-492-315

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