水のコラム

トイレの結露が悩みのタネ…修理交換で改善できる?

2021年09月23日  トイレのトラブル

トイレが水で濡れていると、まず「水漏れ」が頭をよぎる方も多いことでしょう。
しかし実際には、水漏れではなく結露という可能性もあります。
住宅設備の中でも、トイレは結露しやすいという特徴があります。

トイレが結露する原因と共に、状況を改善するための方法についてお伝えします。
結露を放置した場合のリスクについても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

トイレの結露の原因とは?

トイレが結露する原因は、トラブル発生箇所によって違ってきます。
主な結露場所と原因は以下の通りです。

・トイレの窓ガラスや窓側の壁面
窓ガラスや外部と接している壁面は、外気温の影響を受けやすい場所です。
この部分で結露が見られた場合、外気温と室内気温の差が原因で結露が生じていると考えられます。
この場合、トイレ以外の場所でも結露が発生している可能性が高いと言えるでしょう。

近年、トイレや浴室でのヒートショックが問題視されるようになってきています。
温度差による負担を軽減するため、トイレ内で暖房器具を使用する方も多いのではないでしょうか。
窓や壁面の断熱性能が低い場合、外と室内の気温差によって、室内側に結露が生じてしまいます。
 
 
・トイレドア
トイレと他の部屋を隔てるドア部分で結露が生じている場合、エアコンによる影響が考えられます。
ドアで結露が発生する場合、ドアノブやラッチなど、金属部分に水滴がつくケースがほとんどでしょう。
エアコンによって金属が冷え、気温との間に差が生じたことで、結露してしまいます。
 
 
・トイレタンクや便器、給水管付近
トイレタンクや便器内部には水が溜まっているため、冷たくなりがちです。
外気温が温かいと、タンクや便器表面との間に温度差が生まれ、結露の原因になってしまいます。
給水管やその周辺が結露するのも、これと同じ仕組みです。

またトイレタンクや便器、給水管付近は、奥まっていて換気が行き届かないケースも少なくありません。
常に水が身近にあるため、湿度も高くなりがちです。
結露が生じやすい環境が整っていると言えるでしょう。

トイレの結露を改善する方法

トイレの結露を改善する際のポイントは、以下の3つです。

・温度差が生じにくい環境を整備する
・換気を良くする
・湿度を低下させる

それぞれを詳しく解説します。

・温度差を解消しよう
結露の主な原因は、温度差にあります。
窓や壁面の結露に悩まされている場合、断熱効果の高いものへとリフォームすれば、結露で悩まされる可能性も低くなるでしょう。
便器やタンクの場合も、防露便器・防露タンクという設備がありますから、交換を検討するのもおすすめです。

「そこまでするのはちょっと…」という場合は、結露防止シートや発泡スチロールを使って、自分自身で対策しましょう。
また、カバーをかけて温度が伝わるのを防ぐ方法でも、効果が期待できます。
 
 
・換気状態を良くしよう
トイレを設置してから長い時間が経過している場合、換気扇の性能が落ちてしまっている可能性も。
この場合、トイレ内の空気が十分に入れ替わらないため、結露が生じやすくなってしまいます。
まずは換気扇の状態をチェックして、フィルターの掃除をしましょう。

結露が気になる場合は、24時間付けっぱなしにするのがおすすめです。
トイレに窓があれば、上手に活用して換気すると良いでしょう。
 
 
・湿度を低下させる
結露が生じる原因の一つは、室内の湿度です。
湿度が高ければ高いほど、結露は生じやすくなってしまうもの。
湿度65%を超える場合、注意が必要だと言えるでしょう。
まずはトイレに湿度計を置いて、状態を確認してみましょう。

結露が高い場合、除湿器や除湿剤を置いて対応します。
便器の奥や給水管付近は、特に湿度が高くなってしまう可能性もあります。
除湿剤を置く場所にもこだわって、トイレ全体で結露しにくい環境へと整えていきましょう。

トイレの結露を放置するのは危険

日常的にトイレで結露が生じている場合、「仕方がないこと」と諦めてしまう方もいるかもしれません。
しかしトイレ内の結露を放置すれば、以下のようなリスクがあります。

・カビの繁殖
・床材へのダメージ

結露が発生している場所は、カビトラブルに悩まされやすい場所です。
ほんの少し手入れをサボっただけで、あっという間に黒いカビが広がってしまう恐れもあります。
また、壁紙の裏や床材の下など、目に見えない部分がカビでいっぱいになってしまう可能性もあるでしょう。

結露の量が多く、床にまで落ちるようになれば、床材や床下の構造への影響は避けられません。
短期的には問題がないように見えていても、長期的には「黒ずみ」や「腐食」といったトラブルが進行してしまうでしょう。
「結露は怖い」という認識をしっかりと持って、適切に対処するようにしましょう。

結露か水漏れかわからないときは?

トイレの結露の量が多いと、「どこかで水漏れしているのでは?」と不安になってしまうもの。
便器と床の間など、本当に水漏れしている可能性も否定できませんから、落ち着いて対処する必要があるでしょう。
結露か水漏れかわからないような場面では、私どもわかやま水道職人にご相談いただければ大丈夫です。

わかやま水道職人では、田辺市や紀の川市、岩出市、上富田町、みなべ町、湯浅町などの現場に赴き、問題があればしっかりと対処いたします。

水漏れの場合も、即座に修理可能なのでご安心ください。
作業スタートは見積もり後で、見積もりは無料で行っています。
水回りで不安なときには、まずわかやま水道職人にご連絡ください。

わかやま水道職人(和歌山水道職人) 0120-492-315

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