水のコラム

トイレの便器の汚れを落とすには?効果抜群な掃除方法を解説

2021年10月14日  トイレのお掃除

忙しさを理由にトイレ掃除を怠ってしまい、黒ずみ汚れや黄ばみ汚れを発生させてしまった経験のある方も多いでしょう。また、正しい掃除の仕方であるか自信がないまま、なんとなく掃除している方も少なくないはずです。今回は、トイレの汚れをきれいに落とす効果抜群な掃除方法を解説します。

トイレの便器内に発生する3つの汚れを落とす方法

トイレの便器内に発生する主な汚れは、黒ずみ汚れ・黄ばみ汚れ・ピンク汚れの3つです。それぞれの汚れの正体や原因を理解し、適切な方法で掃除しましょう。

・黒ずみ汚れ
トイレ汚れの定番とも言える黒ずみ汚れの正体は、湿気を大好物とするカビです。特に、水が溜まっている部分やふちの裏側では、あっという間にカビが繁殖してしまいます。初期の黒ずみ汚れであればトイレ用の中性洗剤、または重曹やセキス炭酸ソーダなどのアルカリ性洗剤をブラシに付けて磨くことで、比較的簡単に落とせます。

黒ずみを長期間放置してしまい落ちにくくなっている場合は、市販の塩素系洗剤を使うか、便器にトイレットペーパーを敷き、その上に洗剤を染み込ませて時間を置くパック式の掃除方法がおすすめです。その際は、新たにカビを繁殖する原因を作らないよう、洗剤までしっかり洗い流すことがポイントです。

・黄ばみ汚れ
黄ばみ汚れは、尿石(尿に含まれるたんぱく質やカリウムが固まったもの)によるものです。また、尿石は黄ばみ汚れのみならず、臭いの原因にもなります。尿石による黄ばみ汚れには、酸性の洗剤やクエン酸が効果的です。力任せにこすって落とすよりは、上記で説明したパック式の掃除方法のほうがより汚れを落としやすいでしょう。

・ピンク汚れ
掃除を数日怠った際に、水の流れに沿ってピンク色の筋が浮かび上がっているのを発見した経験がある方も少なくないでしょう。このピンク汚れの正体は、空気や水のなかに住むバクテリアです。

3つの汚れのなかでも特に発生しやすい汚れではありますが、その分一番簡単に落とせるのもピンク汚れです。ピンク汚れを見つけたら、水で濡らしたブラシに中性洗剤を付けて軽くこすりましょう。ただし、バクテリアはすぐに繁殖してしまうため、ピンク汚れを防ぐには小まめな掃除が重要です。

所要時間1分!トイレの汚れを防ぐ毎日の掃除方法

トイレを清潔な状態に保つためには、やはり毎日の掃除がもっとも大切です。とはいえ、忙しい毎日のなかでトイレ掃除にそれほど時間をかけられないという方も多いでしょう。そこでおすすめしたいのが、所要時間1分程でできる簡単な掃除方法です。

まず、トイレ用の中性洗剤を便器内に数プッシュ吹きかけ、トイレブラシでこすり落とします。次に、トイレ用のお掃除シートで便座やふち裏など便器全体を拭き取ります。拭き取り終わったらお掃除シートを便器の中にいれ、洗剤や汚れと一緒に流して完了です。余裕がない日は、お掃除シートで便器の汚れを拭き取るだけでも十分でしょう。

週に一度はトイレ全体を念入りに掃除しよう

毎日の簡単な掃除で、目に見える汚れは随分防げます。それでも便器の裏側の隠れた汚れや、床や壁などの見えにくい汚れは、日々蓄積されていってしまうのが現状です。よりきれいなトイレを目指し、週に一度は床や壁を含むトイレ全体を、少し時間をかけて丁寧に掃除することを心がけましょう。

まずは、毎日の掃除と同じように中性洗剤やトイレブラシ、お掃除シートを使ってトイレ本体を掃除します。その際、レバーや手洗い場など、毎日の掃除で手をかけていない箇所を意識的にしっかり拭き取ることがポイントです。

次に、お掃除シートで床や壁を掃除します。特に汚れが溜まりやすい便器と床のつなぎ目は、お掃除シートを割りばしに巻き付けるなど、工夫しながら念入りに拭き取ってください。最後に、汚れが残っていないか、トイレ全体をくまなくチェックし完了です。

洗剤を使う際の注意点

上記で解説したように、トイレのひどい汚れにはアルカリ性洗剤や酸性洗剤、塩素系洗剤が大変有効です。ただし、こうした洗剤は、ラベルに記載された注意書きをしっかり読んだうえで使用することが非常に重要です。たとえば、アルカリ性洗剤と酸性洗剤が混ざってしまうと、成分が中和され思ったような効果が得られなくなります。さらに、塩素系洗剤と酸性洗剤が混ざれば、有毒ガスの発生にもつながります。

また、床や壁など、使用する場所の素材によっては変色の恐れもあるでしょう。洗剤が大量に皮膚に付いてしまったり、あるいは洗剤を吸い込んでしまったりした場合には、健康に影響を及ぼす可能性も否定できません。こうしたことから、洗剤の取り扱いには十分注意が必要です。

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わかやま水道職人(和歌山水道職人) 0120-492-315

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