水のコラム

水道管が凍結してしまった時の対処法と予防策

2021年10月14日  水道管の凍結

冬になると増加しやすい水回りのトラブルに水道管の凍結があります。水道管の凍結は、一時的に水道が使用できなくなるだけではなく、水道管の故障につながるものです。今回はそんな水道管の凍結の対処法と予防策をご紹介します。

水道管の凍結が起こる条件

まず、水道管の凍結を予防するためには、凍結が起こる原因を知る必要があるでしょう。基本的に水は摂氏0℃以下で凍りはじめます。冬場になって外気温が下がると水道管内の水が凍結してしまいます。具体的には外気温がマイナス4℃以下になると、水道管内の水が凍結するのです。

他にもさまざまな要因があります。たとえば、水道管が屋内にあるか屋外にあるかです。外気温の変化を直接受ける屋外であれば、凍結は起こりやすく、逆に変化の影響を受けづらい屋内は凍結しにくいです。暖房などが点いていれば、より凍結を起こすリスクを減らせます。

同じような理由で屋外の水道管でも、北向きや日陰に設置されている水道管は周囲の外気温が低くなりやすく、凍結を起こしやすいです。事前に天気予報などで、外気温がマイナス4℃以下になる場合は水道管の凍結を予防する必要があります。

水道管の凍結を予防する方法

外気温がマイナス4℃以下になる場合は水道管の凍結が起こる可能性があるので、予防を行う必要があります。

・水を流し続ける
これはもっとも一般的な水道管凍結の予防法です。外気温が低くなる前の時間である夕方に少しの量の水を出しっぱなしにしておけば、水道管内の水の凍結を防ぐことが可能です。水は流れていると凍りにくくなります。寒い日の池の水は凍っているのに、川の水が凍らないのは川の水が流れ続けているからです。

・凍結防止の施工を行う
冬場に外気温が下がりやすく、設置場所が日陰や北向きの水道であれば、凍結防止の施工を行うことをおすすめします。他にも別荘など頻繁に行けない場所にある水道も急に外気温が下がるときに、予防しにくいので、予防施工を行っておくといざというときに安心です。具体的な予防施工には2種類あります。

1つ目は凍結防止テープをつけることです。比較的簡単な施工で、自力でも行えます。
凍結防止テープはインターネット通販やホームセンターなどで購入できます。ホームセンターであれば、店員さんから施工方法や注意を教えてもらえます。その地域のことにも詳しい方なら、環境に適した凍結防止テープを紹介してくれるでしょう。凍結防止テープを購入したら、それに付属している取り扱い説明に従って自力で施工をしてみてください。

2つ目は、凍結防止ヒーターを取り付けることで、水道管内の水の凍結を防げます。自力で行うことは難しいので、業者に依頼して水道管を温めるヒーターを取り付けてもらいましょう。また、地域によっては取り付けの需要が冬場前に高くなりますので、早めの依頼をおすすめします。

水道管の凍結が起こってしまったら

予防を行わないまま、外気温が下がってしまい水道管内が凍結してしまった時の対処法をご紹介します。水道管の凍結が起こると、内部の水が凍ってしまい流れなくなります。これを解消するには内部の凍ってしまった水を溶かす必要があります。水を溶かす方法はシンプルで、水道管にお湯をかけるだけです。

しかし、この解決方法を行う際は、かけるお湯の温度に注意しましょう。この際に使用するお湯の温度はおおよそ40℃~50℃です。熱湯をかけた方が凍りはよく溶けますが、氷を急速に溶かしてしまい内部の水の体積が大きくなり、水道管を破裂させる恐れがあります。水道管が破裂してしまうと自力での解決は難しくなり、修理にも費用がかかってしまいます。

水道管が破裂してしまっている場合

熱湯をかけなくても水道管は凍結すると、破裂してしまう場合があります。水道管内の水が凍って氷になると、体積が増えて水道管に圧力がかかり破裂することもあるのです。水道管が破裂してしまっている場合は自力での解決は難しく、業者に依頼する必要があります。業者への依頼は水道管の破裂に気が付いたらすぐに行いましょう。

水道管の凍結が起こるような外気温であれば近隣の水道でも凍結が起こっている可能性が高いです。そうなると、水道管の破裂が多く発生し業者が混み合います。また、水道管が破裂してしまったら業者だけでなく、地域の水道局に連絡しなければなりません。連絡先は「○○(地域名) 水道局」で検索しましょう。水道管の破裂が起こると費用や時間を使うことになります。十分な予防と迅速な対応を心がけましょう。

水道管の破裂が起こったらわかやま水道職人にご連絡ください

わかやま水道職人は和歌山市や田辺市、橋本市、有田郡、伊都郡、日高郡などを中心に営業している水道業者です。水道管の破裂などさまざまな水トラブルを解決いたします。ご連絡いただければ、経験豊富なプロのスタッフがお伺いし、水トラブルを解決いたします。

わかやま水道職人(和歌山水道職人) 0120-492-315

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