水のコラム

トイレの節水のポイントは?水回りトラブルを起こさないために

2021年11月06日  トイレのメンテナンス

「我が家の水道代は、周りのお宅と比較して高いみたい…」と思ったときに、節水を意識する方も多いでしょう。とはいえ、私たちの生活にとって、水は欠かせないもの。具体的に何をどうすれば節水効果が高まるのか、戸惑いがちです。

そこで今回は、効果的な節水方法として「トイレの節水」について解説します。正しい方法や手順について紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

トイレの節水は正しい方法で

日々の生活の中で、水を使う場所といえば、お風呂にキッチン、トイレなど…。節水といえば、「お風呂に使う水の量を減らす」「洗い物をする間、水を流しっぱなしにしない」といった対策を思い浮かべる方も多いでしょう。

とはいえ、実際にどれだけ節水できているのかと問われると、「いまいちよくわからない」と感じがちです。効果を実感できないまま、厳しい節水を続けていくのはおすすめできません。日々の生活の中で、ストレスばかりが増大していってしまうでしょう。だからこそ、重要なのが「できるだけ自然な形で無理なく続けていける節水」を心掛けることです。

そこでおすすめしたいのが、トイレの節水です。汚物を流すために水は欠かせませんが、使用する水の量を正しく減らせれば、ストレスなく使用水量を減らせる可能性があります。家庭内で、もっとも多くの水を消費するのが「お風呂」ですが、「トイレ」はお風呂に次ぐ場所です。つまり、トイレでの節水対策が成功すれば、家庭全体の節水が可能になるでしょう。

節水効果が高い場所だからこそ、正しい節水方法を選択して実践することが大切です。間違った方法を選択すれば、詰まりや破損などが発生する可能性もあり、快適な生活が損なわれてしまう可能性も。また、「節約できた水道代よりも、修理費用の方が高くついてしまった!」なんてケースも多く報告されていますから、トイレの水の仕組みや自宅トイレの特徴をよく把握した上で、行動しましょう。

まずは自宅のトイレのタイプと使い方を確認してみよう

トイレの節水対策について検討し始めたら、まずは自宅のトイレタイプを確認してみてください。トイレには、大きく分けて以下の2つの種類が存在しています。

・従来型トイレ
・節水型トイレ

従来型トイレは、特に節水対策が施されていない、昔ながらのトイレです。「大」で水を流した場合の使用水量は、約13~16リットルになるケースもあり、積極的に節水対策を実践したいタイプだと言えるでしょう。

一方で、近年主流となっているのが節水型トイレです。少ない水量でもきちんと汚物が流れるように設計されているトイレで、自分で節水対策を行う必要はありません。最新型の節水トイレの「大」で使われる水の量は、約4~6リットルほど。メーカーそれぞれが、水の流れに工夫したり、便器に汚れが付着しづらい素材を使ったりすることで、従来品と比較し、大幅な水量削減に成功しています。

節水型のトイレの場合、メーカー側は、「問題なく汚物を流せる水量」を計算した上で、トイレを設計しています。ユーザーが自身の考えのもと、これ以上の節水対策を取ろうとすると、すぐに水量不足になってしまうリスクがあります。

使用水量が少ないことで引き起こされるトラブルは、主に詰まりです。節水型トイレの場合、「自分でできる節水対策には限りがある」という点を頭にいれておきましょう。

自宅に合った節水方法を選択しよう

自宅のトイレのタイプがわかったら、次は自宅に合った節水方法について検討してみましょう。従来型トイレと節水型トイレの両方で実践できるのが、「汚物の量に合わせて適切な水量を選ぶ」という方法です。「面倒だからすべて大で」と判断しがちですが、適切な場面で「小」に切り替えるだけでも、一定の節水効果が期待できます。

節水型トイレの場合、「小」以外にも「エコ小」といったモードが用意されているケースも。男性でトイレットペーパーを使わない場合、「小」よりもさらに使用水量が少ないモードを選べば、より節水効果が高まります。

自宅トイレが従来型の場合、より積極的な節水対策を取り入れるのもおすすめです。すでに経年劣化が進んでいる場合、トイレそのもののリフォームを検討してみてはいかがでしょうか。新たに節水型トイレに変更するだけで、日常的に使う水の量を減らしていけます。無意識で節水できるので、非常に効果の高い方法です。

すぐにリフォームするのが難しい場合には、水洗トイレ節水器ロスカットの導入を検討してみてください。節水器ロスカットは、排水弁に専用のリングを取り付けることにより、タンク底の蓋が素早く締まるように設計されています。

最後の方のチョロチョロ水が流れる部分をカットし、1回約5リットルもの水を節水できます。節水器ロスカットは3,000円前後で購入できるので、コストパフォーマンスの高い節水方法と言えるでしょう。

トイレの水漏れはわかやま水道職人へどうぞ

トイレは、水漏れトラブルも発生しやすい場所。節水対策について意識するのも良いですが、万が一水漏れトラブルが生じたときには、素早く対処することが大切です。自力対処が難しいと判断した場合は、わかやま水道職人へとご連絡ください。

わかやま水道職人では、過去に数多くの水漏れトラブルを解消してきています。和歌山市や海南市はもちろん、橋本市、有田郡有田川町、西牟婁郡白浜町、御坊市などからも多くのお客様にご依頼いただいておりますので、安心してお任せください。トイレのお悩みや水漏れ修理は、私どもが責任を持って対処いたします。

わかやま水道職人(和歌山水道職人) 0120-492-315

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