水のコラム

もう水垢汚れに悩まされない!洗面所の汚れ撃退法とは?

2021年11月06日  洗面所のお掃除

洗面所の小物や鏡に、白いうろこ状の汚れがびっしりと付着していたら、それは「水垢汚れ」と考えられます。拭けば落とせる普通の汚れとは違い、非常に頑固な水垢汚れ。

では、なぜ洗面台周辺で、これほどまでに悩まされてしまうのでしょうか。洗面所の水垢汚れの仕組みや、お手入れのコツについて紹介します。気持ちよく使える洗面所を取り戻すため、ぜひ参考にしてみてください。

洗面所で水垢汚れに悩まされがちな理由

洗面所は、家の中でも特に水垢汚れに悩まされがちな場所です。なぜなら洗面台では、水垢汚れの原因が多く発生しているから。また、「お風呂やキッチンなどと比較すると、どうしても掃除を後回しにしてしまいがち…」といった理由も関連しているのでしょう。では、そもそも水垢汚れの原因とは、いったい何なのでしょうか?

水垢汚れの正体は、水道水の中に含まれるミネラル分です。水道水には、一定のミネラルが含まれているもの。洗面台で使った水が周囲に飛び散ると、水滴は一定時間で蒸発します。しかし、水分中に含まれていたミネラル分までが、蒸発によってなくなるわけではありません。

洗面台や洗面ボウル、鏡や小物の表面など…その場に留まり続けて、「水垢汚れ」として表面化します。これがあの、「なかなか落とせない白いうろこ状の汚れ」というわけです。

皮脂汚れや化粧品による油汚れなどは、基本的に、柔らかいスポンジでこすれば落とせるでしょう。しかし、水垢汚れの場合は、そうはいきません。汚れの原因であるカルシウムやマグネシウムは、金属類の一種です。柔らかいスポンジで金属の塊を落とそうとしても、非常に難しいでしょう。

洗面ボウルや洗面台は、家族が時間差で使うケースも多いもの。細かな水滴が放置されがちで、結果として水垢汚れが溜まりやすくなってしまいます。水垢汚れは、最初はごく軽く、目立たないもの。白いうろこ状の汚れがびっしりと付着している状態は、かなり「重度」と言えるでしょう。

ちなみに、洗面台から出る水に、水道水ではなく井戸水を使用しているお宅では、水垢汚れはさらにひどくなりがちです。これは、井戸水には水道水よりもさらに豊富なミネラル分が含まれるため。ミネラル豊富な井戸水が、私たち人間に与えてくれるメリットは、非常に大きなものです。とはいえ、「洗面台周辺の水垢汚れ」という側面から考えると、水道水以上に注意が必要だと言えるでしょう。

水垢汚れには酸性洗剤が効果的

スポンジでこすっても落とせない水垢汚れは、汚れの性質に合った洗剤を使ってきれいにしましょう。水垢汚れはアルカリ性の性質を持つ汚れのため、酸性の洗剤を使用すると、汚れを溶かしながら効率的に除去できます。

「酸性洗剤」と聞くと、トイレの尿石落とし用洗剤など、非常に強い洗剤を思い浮かべる方も多いかもしれません。ただ、洗面台周辺の水垢汚れなら、そこまで強い洗剤を用意する必要はないでしょう。百円ショップなどでも購入できる、クエン酸をスプレーにすれば、立派な酸性洗剤の出来上がりです。水垢汚れが気になる場所にスプレーしたあと、少し時間を置いてスポンジでこすってみましょう。汚れが柔らかくなり、きれいに除去できるはずです。

なかなか効果が出ないときには、キッチンペーパーやラップを使ってパックするのがおすすめです。特に鏡の表面は、洗剤成分をスプレーしても、すぐに流れていってしまいます。身近なアイテムでパックすれば、汚れのもとに長く浸透させられるでしょう。

酸性洗剤を使っても除去できない場合は、研磨剤入りのスポンジを使って、優しく磨くのがおすすめです。洗面ボウルや小物など、研磨剤入りのスポンジを使っても問題がないかどうかを確認した上で、慎重に使用してみてください。

また、一度にきれいにするのが難しいときには、洗剤を使ったケアと研磨剤を使ったケア、両方組み合わせて何度か繰り返すのもおすすめです。

水垢汚れを予防する方法とは?

いったん付着してしまうと、お手入れが困難な水垢汚れ。とはいえ、ちょっとしたコツさえ知っていれば、上手に予防可能です。頑固な白いうろこ汚れと決別しましょう。

・水滴が飛んだら拭く
水垢汚れを溜めないコツは、「水滴が飛んだらすぐに拭く」ということです。水滴を放置して、蒸発させることがないように意識してみてください。

理想は「使った人がすぐに拭く」という方法ですが、実際には困難なケースもあるでしょう。このような場合には、「1日に1度、洗面台全体を乾いた布で拭き上げる」だけでも効果が期待できます。こまめな使用で、多少水垢が付いたとしても、付着してすぐであれば、それほど頑固な汚れにはなっていません。乾いたタオルでさっと拭くだけでも、十分きれいにできるでしょう。

「家族がみんな洗面台を使い終わったあと」や「夜寝る前」など、自分なりのタイミングを見つけてケアしてみてください。汚れが気になり始めたら、一歩進んだお手入れを実践するのがおすすめです。

・できるだけ小物を排除する
コップや歯ブラシ、石鹸に身支度用の各種アイテムなど…洗面台の周辺には、雑多な小物が集まりがちです。水垢汚れを溜めにくい環境を作るためには、できるだけ片付けるのがおすすめです。

使っていないアイテムは撤去し、どうしても必要なアイテムも鏡裏収納などに片付けましょう。物が少なければ、水滴が飛ぶ場所も少なくなります。洗面ボウルや鏡も拭きやすくなり、お手入れのハードルが低くなります。

水道や排水管の不調で悩んだときは?

洗面所で抱えるトラブルは、家庭によってさまざまです。「どうしても自力では解決できない…」という場合には、ぜひプロの手を借りることを検討してみてください。自分では歯が立たないような頑固な水垢汚れでも、プロのハウスクリーニング業者に頼めばピカピカにしてもらえます。

もし今抱えているお悩みが「水漏れ」や「排水口詰まり」、「悪臭」などであれば、わかやま水道職人が解決に向けたお手伝いをいたします。私どもは、みなさんにとって身近な水道修理業者であるよう、さまざまな工夫を行っています。

安心・安全にご利用いただける水回り業者として日々精進しておりますので、田辺市や紀の川市、岩出市、新宮市、有田市、御坊市等でお困りの方は、まずは一度、フリーダイヤル0120-492-315までご連絡ください。解決に向けた対応方法を、丁寧にご提案いたします。

わかやま水道職人(和歌山水道職人) 0120-492-315

わかやま水道職人(和歌山水道職人) 0120-492-315