水のコラム

床の水漏れの二次被害とは?フローリングへのダメージを最小限に

2021年11月06日  水漏れのトラブル

家の中にはさまざまな種類の水回り設備があり、水漏れのリスクは避けられません。大切なのは、水漏れした後、適切に対処することです。特に床への水漏れは、フローリングにダメージを与えてしまう可能性もあり、注意が必要です。水漏れ箇所の修理と共に意識したい、「水漏れでフローリングを腐らせないためのコツ」について解説します。

「水漏れ箇所を修理して終わり」ではない

自宅の床で水漏れトラブルが発生した際に、「原因を突き止めて対処しよう」と考える方は多いでしょう。水漏れの原因をなんとかしなければ、トラブルを解決できません。

もちろんその気持ちは大切ですが、それだけで満足するのは危険です。水漏れの原因を修理したら、周辺への二次被害を食い止めるための対処を心掛けましょう。自宅の床が水浸しになった場合の二次被害として、考えられるのは以下のような事態です。

・フローリングが腐る
・床の一部分がベコベコになる
・床下でのシロアリ発生
・家の構造への悪影響
・カビによる悪臭や劣化
・ダニによるアレルギー被害

水漏れ箇所をきちんとメンテナンスできていないと、いつまでも湿気が留まってしまいます。白アリやカビ、構造や床材の劣化など、与える影響は決して小さくありません。「水漏れトラブルのあと、水に濡れた表面だけをさっと拭いておく」だけでは、対応は不十分です。時間が経過したのちに、さまざまな二次被害に悩まされる恐れがあります。

自宅の床で水漏れトラブルが発生した場合には、原因箇所の特定・修理と共に、水漏れ箇所の適切なメンテナンスを並行して行っていきましょう。「面倒だな…」と思う方もいるかもしれませんが、住まいの安心を守るため、必要な作業です。

フローリングが腐るのを防ぐためのポイントは?

では、床で水漏れが発生した場合、どのように対処すれば良いのでしょうか。以下の手順で、フローリングや床下への影響を最小限にしましょう。

1.漏れ出た水を、雑巾で拭き取る
2.床を完全に乾燥させる
3.新しい雑巾を用意する
4.エタノールスプレーを吹きかけながら、新しい雑巾で仕上げ拭きする

フローリングへの影響を最小限にするためのポイントは、消毒です。雑菌が繁殖するのを防ぎましょう。消毒まで終わったら、湿気が残らないよう、再度十分に乾燥させます。

一方で、フローリングのつなぎ目部分からも水漏れし、被害が床下にまで及んでいる場合、対処法はさらに大がかりになります。フローリングや下地、床下を露出させて作業する必要があるでしょう。床下を完全に乾燥させるためには、専用のアイテムが必要になる可能性も。乾燥除菌を手掛けている業者に依頼すると、話をスムーズに進めていけるでしょう。

フローリングを踏んだときに、ふわふわしたりベコベコしたりする場合には、すでに腐敗が進んでいる可能性も。残念ながら、腐ったフローリングを補修するのは不可能です。古いフローリングを剥がし、新しい床材へと張り替えることになりますから、こちらも専門業者に依頼するのがおすすめです。フローリング以外に被害が広がっていないかどうか、しっかりと確認しながら作業を進めていきましょう。

水漏れのセルフ修理に潜むリスクとは?

フローリングや床下への影響を最小限に抑えるためには、「水漏れを確実に解消する」という点も重要なポイントです。「水道業者に依頼すると余計な費用がかかるから…」という理由で、セルフ修理に挑戦する方もいますが、床への水漏れの場合、業者に依頼するのがおすすめです。セルフ修理には、以下のようなリスクがあります。

・修理したつもりでも再発する必要がある
・再発時に、すぐにトラブルに気付けるとは限らない
・水漏れの原因を、正確につかめているとは限らない

セルフ修理に必要なのは、部品代や修理に必要な道具代のみ。コストカット効果は、極めて大きいと言えるでしょう。しかし一方で、修理後のトラブルが少なくないというのも事実です。

たとえば蛇口など、外部に露出している部分であれば、セルフ修理の失敗も、それほど恐れる必要はありません。「修理できていない」という事実はすぐに明らかになりますから、水漏れ被害がどんどん広がる恐れもないでしょう。

床の場合、どこから水が漏れてきているのか、正確に把握するのが難しいでしょう。このため、修理失敗による被害も広がってしまいがちです。「おそらくこの部品だろう」と予想して修理をしても、全く別の部分から水漏れしているようなケースもあります。

プロにお任せすれば、水漏れの原因をしっかりと突き止めた上で、より良い修繕方法を提示してくれるでしょう。「今修理してもまたすぐに別の場所から水漏れする可能性が高いから、部品全体で交換した方が良い」など、素人には判断が難しい点も、プロになら安心してお任せできます。

問題が大きくなれば、家全体に影響を与える可能性もあるのが、床の水漏れの特徴です。修理についても、ぜひ慎重に検討してみてください。

水回りのトラブルはわかやま水道職人へ

床の水漏れで困ったときには、わかやま水道職人にお任せください。水漏れの原因をしっかりと突き止め、プロの技術で修理いたします。

「またいつ床が濡れているかわからない…」という状態は、住んでいる人にとっても、大きなストレスがかかってしまうでしょう。私共にご連絡いただければ、不安をもとから解消いたします。

和歌山県内では、田辺市や紀の川市、岩出市にお住まいの方からのご相談も、積極的に受け付けています。「朝起きたら床が水浸しだった!」なんて場合でも、まずは一度、フリーダイヤル0120-492-315までお電話ください。

わかやま水道職人(和歌山水道職人) 0120-492-315

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