水のコラム

キッチンの下水のような匂いを解消する方法とは?匂い以外のリスクも!

2021年12月08日  キッチンのトラブル

清潔に保っているつもりのキッチンで、なぜか下水のような匂いが消えないと日々思っている方も多いのではないでしょうか。

毎日使うキッチンですから、気になる匂いは早く解消したいものです。匂い以外にもリスクがあるならば、早急な対策が必要です。まずは匂いの原因を確認してみましょう。

キッチンの下水のような匂いの原因とは?

匂いの原因としてあげられるものは、調理で出た生ゴミや汚れ、菌の繁殖などがあります。

生ゴミは匂いが発生する大きな要因となります。生ゴミに雑菌が繁殖することによって、あの嫌な匂いが漂ってしまいます。菌は水分があると急速に増殖してしまうので、シンクの内側にある生ゴミを入れる三角コーナーなどは、菌が繁殖しやすい場所であると言えます。

また排水口や排水管も同様に、水分や食べ物のカスが豊富にあるため、菌が増殖しやすく悪臭の根源となり得ます。排水口は、目で確認できるため、掃除が行き届いている方も多いでしょう。

一方排水管は見ることができないので、意外と掃除のし残しがあるのかもしれません。こまめに掃除をしているのに、匂いが気になる場合は、排水管の掃除の仕方を変えてみるのも一つの手段になりそうです。

また常に洗剤と共に使うからと見逃しがちなのがスポンジです。汚れが残ったまま濡れた状態が続くと、菌が増殖し悪臭を放つようになってしまいます。油汚れにも注意が必要です。目に見えている以上に、油は飛び散っているものです。油汚れもそのままになっていると酸化し、悪臭を放つ原因となります。

キッチンの掃除を放置すると匂い以外のリスクも!

使う度に汚れをきれいに落とし、水分も残らず乾かすのはなかなかできることではありません。しかし、掃除をおこたってしまうと数々のリスクが生じます。

悪臭を放つ元を絶たなければ、ゴキブリなどの害虫が寄ってくることが考えられます。害虫を寄せ付けないためには、生ゴミや汚れを放置することなく、清潔にするよう心掛けなくてはなりません。

水分があると雑菌は増殖しやすいので、汚れたままのシンクや調理道具、食器などを使ったために健康を害してしまうこともあり得るでしょう。汚れた布巾は、水やお湯で洗うだけではなくきちんと殺菌することが必要です。匂いがするほどの布巾は、菌が多く繁殖しています。汚れた布巾でテーブルを拭いてしまっては、キッチン以外にも菌の汚染を広げていることになります。

排水管にいたっては、どこまで汚れを落としきれているか確認できないために、パイプの詰まりを引き起こすこともあります。油は冷えると固まってしまうため、汚れを放置してしまうといずれはパイプが詰まり、排水困難となってしまうのです。

換気扇の油汚れも同様に、放置しているとギトギトに油が固まり、換気扇が不具合を起こし、故障の原因となるでしょう。最も怖いのは汚れが火災を起こす可能性があることです。調理中の火が汚れに引火することもあるのです。火を使う周辺は、とくに気を配り清潔に保つよう心がけたいものです。

キッチンは常に清潔に保つことを心がけよう!

不衛生なキッチンで調理された食べ物は口に入れたくないと、皆思うことでしょう。不快な匂いが漂うキッチンでは、衛生的に不安を覚えるのではないでしょうか。清潔さを保つためにも、匂い対策についても確認していきましょう。

生ゴミの処分はきちんとできているでしょうか。三角コーナーに生ゴミを入れたまま放置してしまうと、たちまち雑菌が増殖し悪臭を放つようになります。放置せずポリ袋などに入れ、口をしっかり縛って片付けましょう。

その際、水気をきちんと切ることがとても大切です。できれば重曹を振りかけてから片付けるとさらに悪臭を防ぐことに役立ちます。取り急ぎ消臭したい生ゴミの匂い対策としては、スプレー型の消臭剤が効果的です。直接生ゴミに吹きかければ、悪臭の発生を遅らせることもできるでしょう。

しかし、消臭剤を使用しても匂いの原因を除去しなければ、悪臭がなくなることはありません。一時的に匂いが解消されたと安心せず、しっかりとした掃除で根源を除去することを忘れずに行いましょう。

排水口のゴミ受けに残った食べカスなどが腐敗し、匂いを発している場合は、市販のカビ取り剤を吹きかけてしばらく置いてから、こすり洗いで汚れを完全に落としましょう。

また排水口からの嫌な匂いには、パイプクリーナーで洗浄すると匂いが消えるかもしれません。ただパイプクリーナーは、排水管の奥までは行き届かないため、匂いがすぐにぶり返すことも考えられます。

コンロやレンジフードも外して掃除をすると匂いの根源を絶つことに繋がります。こびりついた油汚れは、セキス炭酸ソーダや重曹などを溶かしたお湯につけ置きしてから、こすり洗いすると汚れが落としやすくなります。キッチンの匂いの予防に掃除は欠かせません。

掃除以外に予防に効果的な方法のひとつに、定期的に排水口に50℃程度のお湯を流すことが挙げられます。固まった汚れを緩くする効果があります。ただし排水管の材質は熱に強くないため、お湯の温度には注意が必要です。その他にも除菌、消臭できるイオン発生機や置き型消臭剤、排水口用消毒剤など効果を試してみるのも良いでしょう。

まとめ

キッチンは食べ物を扱う場所であるため、どうしても匂いを発生させてしまうことは避けようがありません。

しかし、こまめな掃除を続けることで悪臭は防ぐことができます。万が一、掃除をしているにもかかわらず悪臭がしてしまう場合は、そのままにせず、匂いの原因を除去するようにしましょう。

キッチンから漂う匂いは、美味しそうな食欲をそそる匂いでありたいものです。清潔に保たれたキッチンは気持ちよく、料理をする時間もとても気分よく楽しめると思います。

使った後は、食器を洗うように汚れも落としてしまいましょう。こまめな掃除の繰り返しが、清潔なキッチンを保つことに繋がります。

わかやま水道職人(和歌山水道職人) 0120-492-315

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