水のコラム

生ごみの悪臭予防に効果的!ディスポーザーの具体的な使い方とは?

2021年12月14日  掃除

最近の新築マンションにはキッチンにディスポーザー備わっていることが多いです。しかし、使い方がよくわからないという方は少なくありません。

ディスポーザーとは生ごみを処理してくれる優れた設備で、自炊をする人には想像以上に便利なアイテムです。本記事ではディスポーサーを使用するメリット・デメリットや使い方、掃除の方法を解説します。

ディスポーザーを活用するメリット・デメリット

ディスポーザーの一番のメリットは、悪臭を防ぐことです。特に夏など生ごみの悪臭に悩まされることなく、粉破して流すことが出来ます。またコバエなどの害虫が発生することなく、ゴミの量も激減します。標準的なディスポーザーは、三角コーナー満杯の生ごみを60秒程度で高速処理します。

生ごみは水分を多く含んでいるため、実は焼却処分による環境への悪い影響がとても大きいです。ディスポーザーを使うと生ごみが発生しないので焼却処分で大量の熱を使わなくてもよく、CO2の排出量が減ります。

デメリットは、ディスポーザーを使うときに水を流さなくてはいけないので水道代が多少かかります。そして生ごみのタイプによっては排水口に付着することもあり、排水管を痛めてしまう恐れがあります。定期的なメンテナスが必要です。

使用時はそれほど時間がかかりませんが、振動や音がストレスに感じる人もいます。故障した場合の修理代、寿命での取替え費用と、高額になるわけではありませんが水道代と電気代もかかります。定期的なお手入れと掃除も必要です。

デメリットもありますが、シンクを衛生に保てる上に異臭を防いだり、生ごみを捨てる手間がなくなったりと日々の生活が快適になります。

ディスポーザーは処理した生ごみを下水に流す仕組みになっているため、排水処理施設が併設されていないと、設置が出来ません。戸建てや既存のマンションに新たに付けるのは難しいので、今のところ新築のマンションに導入されている状態です。

ディスポーザーの使い方とは?

ディスポーザーには生ごみを投入したときに電源を押せば動く「連続投入式」と、止水栓のふたがそのままスイッチになっている「パッチフィールド式」の2種類のタイプがあります。

連続投入式の使い方は、まず水を流したままにしてディスポーザーの電源を入れます。そして生ごみを入れます。処理が終わったら電源を切り、水を止めます。

パッチフィールド式の使用方法は、終始水を流しっぱなしにします。そしてディスポーザーに生ごみを投入します。ふたを回してディスポーザーを起動させ、処理が終わったら水を止めます。基本的に水を出し、ごみを入れて水を止めるという手順です。

ディスポーザーが対応しているのは、生ごみです。果物の皮や野菜のクズ、ごはんや魚の小骨、鶏肉の骨や海藻類、肉類や麺類です。繊維質の多い食材は単体で大量に入れると粉砕しきれずに残るので詰まりの原因になります。他の生ごみと混ぜて入れましょう。

また餅やうどん、鳥の皮や生魚の皮は、粘性があるため故障の原因になります。流してはいけないものは肉類の大骨、スプーンやフォーク、ティッシュやたばこなどです。食べカスなどと混ざらないように気を付けましょう。

あくまでも生ごみを粉砕するためのアイテムなので、生ごみではないものを入れてしまうと壊れるリスクが高くなります。保証期間内であっても、保証されなくなりますので、使用する前に必ず取扱説明書に目を通しましょう。

ディスポーザーの掃除方法

ディスポーザーを掃除するときは、洗剤は必ず中性洗剤を使用しましょう。重曹をぬるま湯に溶かし流すのも良いです。ぬめりなどの軽い汚れは、洗剤を付けたブラシでやさしくこするとすぐ取れます。

また、しつこい汚れにはその部分に重曹を振りかけ、上からクエン酸をかけます。そうすると発泡しはじめるので、30分ほど放置します。その後ディスポーザーを運転するときれいになります。本体がプラスチックで出来ているので、熱湯消毒はおすすめできません。

そしてディスポーザーを掃除するときは、必ず電源を切りましょう。ふとした時に作動してしまい、けがをする恐れがあります。

毎日の掃除に、氷を粉砕させるのも良いです。氷を数個ディスポーザーに入れるだけで、基本的な汚れは取れます。ディスポーザーを使い終わった直後、これをするだけで大掛かりな掃除は必要なくなります。

夏場はレモンの皮を2、3切れ入れて粉砕するだけで嫌な臭いが取れます。これも使用後にすると良いでしょう。

排水管に冷えた油が固まり、流れが悪くなるなど詰まりが生じた場合は、ディスポーザーの生ごみをすべて取り除いて60℃程度のお湯を排水管に流しましょう。この時、流す温度に十分気を付けてください。あまりに熱い湯を流すとディスポーザーの故障の原因になりますので、60℃は必ず守りましょう。

まとめ

最近の新築マンションでは、ディスポーザーが設置されたキッチンが増えてきています。実際に使ってみると生ごみが出なくなり、ゴミ捨てが楽になり、生ごみを溜めることがないので虫が発生する可能性も少なく、悪臭もなくなり掃除が軽減し、清潔なキッチンを保つことが出来るといった優れものです。

そしてディスポーザーは日々の暮らしが快適になるので、新築マンションの設備で人気のアイテムです。現在ディスポーザーが備わっている住居に住んでいる方も、これからディスポーザーの使用を検討している方も、本記事でディスポーザーの使用方法やメリット・デメリット、メンテナンス法を参考にしてみてください。

わかやま水道職人(和歌山水道職人) 0120-492-315

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