水のコラム

梅雨の時期などは特に注意!今すぐできる風呂場の湿気対策とは?

2021年12月15日  お風呂のメンテナンス

とくに梅雨時期になると、お風呂に湿気がこもってしまいやすくなります。

湿気が溜まるとカビが発生しやすくなるため、できるだけカラっとした状態に保っておきたいもの。そこで今回は、今すぐできる風呂場の湿気対策をご紹介します。

風呂場の湿気対策の重要性

風呂場の湿気対策が需要な理由は主に3つあります。

カビが生えやすくなる
カビが好きな場所は湿度と温度が高いところです。そのため、お湯があり、湿気のたまりやすい風呂場はカビにとって絶好の環境といえます。ただ、カビはお湯があればすぐに出てくるというものでもありません。

しかし、何日もの長い間、お風呂場のお手入れをせずに放っておくと黒っぽい点々のようなものや黒くなった塊が見えてきます。

こすってもなかなかとれなければ、それこそが「カビ」です。

カビが生えると、まず見た目が汚くなります。1日の疲れを癒し、体をきれいにしようとお風呂場に入ったとたん、黒い塊を目にしたら、嫌になってしまうのではないでしょうか。また、なにより衛生上もよくはありません。

体をきれいにするはずのお風呂場なのに、カビがもとでアレルギーなどの症状を起こすことがあれば、体にも良くないですよね。

雑菌が繁殖しやすくなる
湿度と温度が高いところにはカビが生えやすいとお話しましたが、カビだけでなく、その他の菌にとっても都合の良い場所です。

カビや雑菌が増えると排水口から、嫌なにおいが漂うこともあります。逆に考えると、嫌な臭いがするときには、カビや雑菌が繁殖しているのかもしれません。

家の強度が下がる
お風呂場の湿気と家の強度が関係あるというのは意外かもしれません。

しかし、湿気は木材に悪い影響を与えます。木材は湿気によって腐ってしまうため、家の強度まで弱めてしまうのです。

コンクリート住宅や鉄筋コンクリートの場合は、お風呂場の壁などにどんな壁財を使っているかによります。

湿気に強い壁材が使われていないのであれば湿気が高くなるので、家の強度にも影響してくることもあるでしょう。

以上の3点が湿気対策が必要な理由です。健康を保つためにもカビを生やしたり雑菌を増やしたりしないように気をつける必要があります。

今すぐできる風呂場の湿気対策とは?

では、風呂場に湿気を溜めないようにするには具体的にどうしたらよいのでしょうか。ここで、今すぐできる風呂場の湿気対策について解説します。

換気扇を回す(窓を開けないで回す)
湿気を溜めないために最も重要なのは、換気扇を回すことです。

換気であれば、今すぐに家でもできますよね。換気扇を回して、風の抜け道をつくり、浴室内を乾燥させ乾燥状態が長く続くようにします。このとき重要なのが、窓を閉めておくことです。

窓も一緒に開けてしまうと、外から入ってきた空気が換気扇に吸い込まれてしまいます。換気扇を回すときには、窓を閉めるようにしましょう。

浴槽のふたを閉めておく
換気扇を回しておくことに加えて、浴槽に水を溜めたままにしている場合には蓋を閉めておくことも重要となります。

浴槽の水をそのままにしておくと、残り湯から湯気があがり水滴になり、カビが発生する原因となってしまいます。蓋を閉めないのであれば、浴槽にお湯を残さないようにしましょう。

できれば、掃除後のひと手間として水滴を拭き取っておけば、さらにカラッとしたお風呂場となるでしょう。

入浴後に水滴を拭き取る
お風呂から出たら、浴室全体に残っている水滴をタオルなどで拭き取っておくと、カビを防ぎやすくなります。

水滴が蒸発する際に湿気が多くなり、カビが生えやすくなるため、そもそも湿気の原因となる水滴をしっかりと拭き取るようにしましょう。

お風呂のリフォームを行うのもおすすめ!

リフォームは今すぐにできる対策ではありませんが、カビが発生しにくい環境を作れることに加えてさまざまなメリットがあります。

お風呂場のリフォームにはどんなメリットがあるのかを知っておきましょう。

断熱性が高くなる
古いお風呂をユニットバスにリフォームすれば、断熱性が格段に向上します。

「お風呂場は寒い」「お湯に入るまでがつらい」と感じている方にはおすすめのリフォームです。

また、暖かい室内から寒いお風呂場に移動したときに起こりやすい「ヒートショック」を防ぎやすく、お年寄りのいるご家庭でも安心です。

水漏れしない
ユニットバスにすると床と壁のつなぎ目が自然に一体化し、水漏れの心配がなくなります。

ただし水の流れが悪い、詰まりがある、シャワー・カランの水漏れがある、といった水道まわりのトラブルは、リフォームよりも水道を専門とする業者に修理を依頼するのがスムーズです。

「お湯が出なくなってしまった」「お湯になるのが遅くなった」など、給湯器やボイラーの故障にも対応してくれることが多いので、お風呂でトラブルが起きたときに頼れる水道業者を見つけておくとよいでしょう。

まとめ

今回は、今すぐできる湿気対策を中心にお話ししました。カビの原因となる湿気を少なく抑えることで、お風呂場の掃除時間を短縮し、キレイに保ちやすくなります。

カビが生えてしまってからの対策も大切ですが、効率を考えるなら予防するのが一番です。日頃から、お風呂場はカラッとした状態を保つようにしましょう。

わかやま水道職人(和歌山水道職人) 0120-492-315

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