水のコラム

ユニットバスが臭くなるのはなぜ?自分でできる対処法を解説

2022年06月29日  お風呂

ユニットバスは、浴槽とトイレが一緒になっているため、臭くなりやすい場所です。

そのため、定期的に掃除をしているが、臭いに悩んでいる方も多いでしょう。この記事では、ユニットバスの臭い解消方法を解説しています。

また、簡単にできる臭いの予防方法も紹介しているため、ユニットバスの臭いで困らなくなるでしょう。ユニットバスの臭いで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

ユニットバスは臭くなりやすい

ユニットバスは、こまめに掃除をしている場合でも、臭いがこもりやすいです。なぜユニットバスに臭いがこもりやすいかというと、トイレからアンモニア臭が発生するからです。

また、お風呂とトイレが一緒になっているため、湿気から雑菌が増えやすい環境でもあります。

そのほか、シャワーカーテンからカビが増殖することも、臭いが発生する原因の一つでしょう。このようにユニットバスは、浴槽とトイレが別のタイプに比べると、臭いがしやすい環境です。そのため、日ごろから雑菌が増殖しにくい環境づくりを行うようにしましょう。

ユニットバスの臭いの解消方法

ユニットバスでは、カビやアンモニアなど、さまざまな臭いが発生します。ここからは、ユニットバスで発生する5つの臭いの解消方法を紹介します。

アンモニア臭
ユニットバスからのアンモニア臭は、トイレの排水管が汚れていることが原因で発生します。そのため、臭いが気になる場合は、トイレの排水管を掃除するといいでしょう。

トイレの排水管を掃除する際は、液体式のパイプクリーナーを使用するのがおすすめです。

使用方法はメーカーにより異なりますが、排水口に規定の量液体を入れるだけで掃除を済ませられます。排水管の掃除は月に1回で問題ないため、ぜひ実践してみてください。

カビの臭い
ユニットバスからカビの臭いがする場合は、換気扇が汚れている可能性があります。換気扇にできたカビは、床に落ち増殖するため、しっかりと掃除を行う必要があるでしょう。

換気扇の掃除をする際は、最初に掃除機でホコリなどを吸い取ります。その後、換気扇に熱湯重曹水を吹き付け2分~3分放置します。最後にスポンジやたわしで換気扇を磨き、水拭きして乾燥させると終了です。

このように換気扇の掃除は自分で行うことも可能ですが、汚れが広範囲にある場合は業者に依頼するのがいいでしょう。

下水のような臭い
ユニットバスから下水のような臭いは、排水口のヌメリや汚れが原因です。排水管に汚れが溜まっている場合は、排水トラップの故障が考えられます。そのため、下水の臭いを感じたときは、排水トラップに異常がないか確認する必要があるでしょう。

排水トラップに異常がないのに下水の臭いがする場合は、排水口の掃除をしないといけません。掃除をする際は、最初に40℃~50℃のお湯を浴槽の外にある排水口にゆっくりと流していきます。

その後、規定の量パイプクリーナーを入れ15分~30分ほど放置し、水で洗い流すと終了です。また、排水口に水を流す際は、しっかりと流れていくのかも確認するようにしましょう。

酸っぱい臭い
ユニットバスからする酸っぱい臭いは、床や壁に飛び散った皮脂が原因です。皮脂は、シャワーで全身を洗う際、壁や床に飛び散ります。そのため、お風呂を出る際は、壁や床に付着している皮脂も洗い流すといいでしょう。

また、酸っぱい臭いが気になる場合は、重曹とクエン酸で掃除するのがおすすめです。掃除の方法は、小さじ2の重曹と小さじ4のクエン酸を500mlのお湯で混ぜます。

その後霧吹きに入れ、床や壁全体に噴射します。汚れの様子を見ながら15分~60分放置し、お湯で流すと終了です。重曹とクエン酸を使用する場合は、浴室をしっかりと換気することを忘れないようにしましょう。

硫黄臭
ユニットバスから硫黄臭がする場合は、お風呂釜が原因です。追い炊きをする際、浴槽の垢や皮脂を一緒に吸い込んでしまい臭いが発生します。そのため、浴槽に追い炊き機能がついている場合は、定期的にお風呂釜を掃除する必要があります。

お風呂釜の掃除は、ホームセンターやドラッグストアで販売されている、お風呂釜用の洗剤を使用するといいでしょう。

ユニットバスの臭いは予防できるの?

ユニットバスからは、さまざまなことが原因で臭いが発生します。

臭いが発生した際は排水管などの掃除をする必要があるため、時間と手間が掛かります。最悪の場合は業者を呼ぶことになるため、日頃からしっかりと予防することが大切です。ここからは、ユニットバスの臭いを予防する方法を4つ紹介します。

お風呂を出る際に床や壁にお湯をかける
お風呂で身体を洗うと、皮脂が壁や床に付着します。そのため。お風呂を出る際は、シャワーで壁や床を掃除するようにしましょう。

また週に1回~2回のペースで、50℃以上のお湯を浴槽内にかけるのがおすすめです。50℃以上のお湯をかけることで、ヌメリやカビの予防にもなります。

ボトル類を乾燥させておく
バスルームでボトル類を使用していると、底に水が溜まります。ボトルの底に水が溜まると、菌の増殖につながることが考えられるでしょう。そのため、ボトル類は、しっかりと乾燥させるのがおすすめです。

また、ボトル類をユニットバスに収納する際は、S字フックやタオルハンガーを使い、直置きしないことも臭いの予防につながります。

充分に換気する
ユニットバスは、非常に湿気が溜まりやすいです。換気をしないまま放置していると、雑菌やカビが増殖します。そのためユニットバスでは、常に換気扇を回すのがおすすめです。

そのほか、マットやシャワーカーテンをこまめに洗うことも、湿気を防ぐことにつながります。

バスルームの水切りをする
お風呂を入った後、そのまま放置しておくとカビや水垢の原因になります。そのため、お風呂から出る際は、しっかりとバスルームの水を切る必要があるでしょう。水切りワイパーを使用すると、簡単にバスルームの水切りを行えます。

ユニットバスの臭いが消えないとき

ユニットバスから臭いがする際は、一度自分で掃除するのがおすすめです。掃除をしても臭いが消えない場合は、水道業者に依頼するのがいいでしょう。

水道業者は業務用の機材や薬剤を使用できるため、しっかりと臭いを落としてくれます。また、トラブル解消後は具体的なアドバイスも受けられるのも、水道業者に依頼するメリットでしょう。

水道業者に依頼した際の相場は?
水道業者に依頼した際は、基本的に作業費のほか、基本料や出張費も掛かります。そのため相場は少し高く、40,000円~50,000円ほどです。

排水管から詰まりを起こしているまでの距離が長い場合は、追加料金が発生します。水道業者によって作業内容も異なるため、正確な料金が知りたい場合は、直接尋ねるといいでしょう。

また、少しでも費用を抑えるためにも、可能であれば3社ほどから見積もりを取るのがおすすめです。複数社から見積もりを取ることで、相場や作業内容などを詳しく把握でき、安心して業者に任せられるでしょう。

まとめ

ユニットバスは臭くなりやすい場所なため、定期的に掃除をすることが大切です。ユニットバスでは、アンモニア臭やカビ臭など、さまざまな臭いが発生することが考えられます。

それぞれの臭いにあった掃除方法があるため、掃除をする際はどこでどのような臭いがしているのかにも注意してください。

また、自分で掃除をしても臭いが取れない場合は、水道業者に依頼するのがおすすめです。水道業者に依頼する際は、可能であれば3社ほどから見積もりを取ると安心して作業を任せられるでしょう。

わかやま水道職人(和歌山水道職人) 0120-492-315

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