水のコラム

キッチンの水栓交換にかかる費用相場はいくら?

2022年10月16日  キッチン


長年キッチンを使用し続ける中で、キッチンの水栓の交換を検討していませんか?キッチンは、自宅の水回りの中でも特に頻繁に使用する場所なので、水栓自体が汚れやすく、またパーツも消耗しやすい特徴があります。

キッチンの水栓が交換できれば、今よりも家事がはかどり快適に使用できる環境が整います。では、具体的にどのように交換するのでしょうか?そこで今回は、キッチンの水栓交換にかかる費用相場について解説します。

キッチンの水栓交換にかかる費用相場

キッチンの水栓の交換を検討する際、まず水栓の交換にかかる費用相場について確認しておきましょう。キッチンの水栓交換にかかる費用相場は、大まかに約8,000円から1万5,000円になります。

また、この費用にプラスして水栓本体の費用がかかってきます。必要に応じて、コンセントや穴あけなどの電気工事が入る場合は、オプションとして組み込むこととなり、さらに費用が上乗せされます。

このキッチンの水栓本体の交換にかかる費用の内訳において最も費用が変動しやすいのが、水栓本体の価格です。水栓のサイズ感や機能性によって費用が変動し、費用相場も約7,000円から2万円以上とかなり幅広くなります。

キッチンの水栓を交換する際は、基本的な費用相場を意識して検討するのがポイントですが、特に水栓本体を意識して費用を考えていくと、より明確な交換費用が見えてきます。

交換する場合は同じ水栓タイプに!

キッチンの水栓交換では、交換にかかる費用相場が幅広いことが特徴ですが、交換する際には、同じ水栓タイプを選択するようにしましょう。

この時ポイントになるのが、水栓のタイプや穴の数、そして吐水口の形状です。交換する際には、この組み合わせによって費用も変動するため、必ず事前に確認しておきましょう。

では、主に水栓には、どのような種類があるのでしょうか?ここでは、水栓のタイプや穴の数、吐水口の形状にわけて解説します。

単水栓と混合水栓

単水栓と混合水栓は、主に水を出すか、水とお湯の両方を出すかの違いになります。単水栓は、水しか出せませんが、その分小さいキッチンでも邪魔にならないようなスタイリッシュな見た目の水栓に交換することもできます。

混合水栓において、レバーハンドルを操作して水とお湯を出せるタイプでは、単水栓と同様にスッキリとした見た目にできます。

しかし、単水栓から混合水栓に交換する場合は、水栓とは別に給水管を1本プラスする必要があるため、交換にかかる時間や費用が多くなってしまいます。

ワンホールとツーホール

穴の数が一つしかないワンホールタイプと2つの穴があるツーホールタイプがあります。この2種類は、どちらも混合水栓の場合についています。

混合水栓には、取り付けてある場所に壁とシンクの2つのパターンがありますが、どちらも交換方法はあまり変わりません。

しかし、ワンホールタイプからツーホールタイプにする場合は、追加で一つ穴を開ける必要があります。穴を開けることで、追加で工事費用も発生します。

ツーホールタイプからワンホールタイプに交換することも可能ですが、穴を隠せるスペースが確保できないと、水栓そのものの見栄えが悪くなってしまいます。

吐水口の形状

吐水パイプには様々な形状があり、L字型などの四角いシルエットのものから弧を描くようにカーブした丸みを帯びているものなど幅広くあります。

吐水口の形状は、水栓のタイプや穴の数と直接関係ない部分であるため、選択肢の幅が広く、好みのデザインの吐水口を選択できます。

また、吐水口を選ぶ際には、ハンドルかレバーのどちらのタイプにするかも同時に検討しましょう。自宅のキッチン環境に合わせて使いやすい形状にカスタマイズすることで、家事の効率性も上がるかもしれません。

業者に水栓交換を依頼する際の注意点

キッチンの水栓交換は、手順やコツさえ押さえれば、自力でも手軽に交換できます。しかし、初めて交換作業する人や交換作業に自信がない人は、業者に水栓交換を依頼するのがおすすめです。

ただし、業者に依頼して水栓交換してもらう際には、いくつかの注意点を把握しておくことが大切です。ここでは、業者に水栓交換を依頼する際の注意点について解説します。

実際の作業前に料金がかかるか確認する

業者に水栓交換を依頼する際は、事前に費用の内訳を確認するために見積もりを依頼しておくことが大切です。一般的に見積もりは、無料でしてくれる業者がほとんどですが、見積もりだけで料金を取るような業者を選ばないことが大切です。

また、キャンセル料についても確認しておきましょう。複数の業者に見積もりを依頼し、作業開始直前まで手続きが進んでいる場合、どこか一つの業者に絞る必要があります。その際に、キャンセル料を取るような業者は避けた方が無難です。

費用の内訳が明確か確認

業者に水栓交換を依頼する際は、費用の内訳が明記されているかも確認しましょう。水栓交換は、基本料金や水栓本体の費用、作業工賃やオプション代など様々な費用から成り立っています。

そのため、細かい部分まで費用が明記されていないと、作業後に追加で費用が発生してしまう可能性があります。ホームページに掲載されている費用形態や施工事例などから費用は確認できますが、実際に問い合わせをして直接費用の内訳を聞いておきましょう。

保証制度が充実している業者を選ぶ

水栓交換を業者に依頼する際は、交換作業後のアフターサービスに関しても意識して選ぶようにしましょう。水栓を交換したばかりは、いくら業者の手によって交換されていても、何らかの不具合が発生するケースがあります。

アフターサービスに関しては、ホームページで確認できることが多いですが、保証内容をより詳しく聞いておくためには、直接電話で問い合わせをしておくのが確実です。

キッチン用水栓のおすすめ機能

キッチン用の水栓には、様々な機能を持った水栓が数多くラインナップされています。自宅のキッチンの使用環境と照らし合わせて、使いやすい機能を優先して検討しましょう。ここでは、キッチン用水栓のおすすめ機能をいくつか紹介します。

タッチレス機能

キッチンの水栓には、手をかざすだけで自動で水を出し、手を引くと自動で水が止まるタッチレス機能を持った水栓があります。キッチンの水栓周りには、水アカを始め油汚れなど多くの汚れがこびり付きます。

また、洗い物をしている際に取っ手を触るだけで、その部分が汚れてしまいます。こうした観点から、掃除を手軽にし、衛生的なキッチン環境を維持したい人におすすめです。

ホースの伸縮や高さを変えられる機能

キッチンのホースは、ある程度長さが決まっているため、深い鍋やシンクの端にある汚れを落とす時に不便です。そこで、伸縮性と高さの調節ができるホースを導入することで、大きく深い調理器具やシンク全体を掃除したい時に役立ちます。

また、コンロとシンクの距離が近ければ、コンロに調理器具を置いたまま水を入れられます。なるべく多くの作業をシンク内で収めたい人におすすめの機能です。

まとめ

この記事では、キッチンの水栓交換にかかる費用相場について解説しました。キッチンの水栓には、いくつかのタイプがあるため、まずは自宅にある水栓がどのような形状なのかを確認しておくことで、交換する水栓本体が選びやすくなります。

水栓本体を選ぶ際には、機能面を同時に意識して選ぶのがおすすめです。また、水栓交換を業者に依頼する場合は、無料見積もりやキャンセル料の有無を事前に確認し、信頼できる業者を選ぶように心がけましょう。

わかやま水道職人(和歌山水道職人) 0120-492-315

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