水のコラム

洗濯機の排水ホースの交換時期は?自分で交換する流れも

2022年10月20日  トイレ

洗濯機の排水ホースを交換するタイミングに悩んで困っていませんか?洗濯機の使用頻度が高いと、知らずのうちに排水ホースにゴミやホコリが溜まってしまい、損傷や劣化を招いてしまいます。

排水ホースを販売しているメーカーでも交換時期に関しては提示されていますが、そのタイミングの見極めは難しく感じるかもしれません。そこで今回は、洗濯機の排水ホースの交換時期と自分で交換する流れについて解説します。

洗濯機の排水ホースの交換時期

洗濯機の排水ホースは、使用し続けることで経年劣化します。そのため、消耗品であるという認識のもと使用しなければなりません。また、経年劣化した排水ホースの使用を続けるのは危険です。

では、具体的にどのタイミングで交換すれば良いのでしょうか?ここでは、洗濯機の排水ホースの交換時期について解説します。

排水ホースから悪臭がする時

排水ホースから悪臭がする場合は、排水ホースの内部にゴミが蓄積されている可能性があります。排水ホースのゴミをそのまま放置してしまうと、悪臭を発生させるだけでなく、洗濯した衣類にもその臭いが移ってしまいます。

その場合、また洗濯を繰り返してしまうと悪循環なので、排水ホースの内部に溜まっているゴミを洗い流してから洗濯機を使用するようにしましょう。

排水ホースは、ゴミだけでなく汚れも付着している可能性も考えられるため、ブラシでこすり洗いすることでよりキレイにできます。

洗濯機でエラー表示が出る時

排水に関する不具合を洗濯機側が感知すると、洗濯機のパネルにエラーが表示されることもあります。排水ホースに関するエラーが確認されると、危険防止のため洗濯機を作動できなくなってしまうため、排水ホースのつまりを確認してみましょう。

もし、排水ホースに異常が確認できない場合は、洗濯機本体にトラブルが発生している恐れが考えられるので、速やかに業者に点検を依頼しましょう。

排水ホースに経年劣化が確認できる時

排水ホースを掃除しても洗濯機が正常に作動しない場合は、排水ホースの経年劣化が考えられます。自宅の排水ホースの使用年数を確認し、2年から3年程経過しているようであれば、交換するのがおすすめです。

また、排水ホースは交換せずとも、補修テープや接着剤などで応急処置できますが、またいつ損傷するかわかりません。劣化し続けたホースを使用し続けても、いずれホース自体が破裂して水が噴き出てしまう危険性もあるため、無理して直さず新品と交換することが大切です。

洗濯機の排水ホースを交換する場合の費用

洗濯機の排水ホースは、交換する際にかかるコストについても押さえておく必要があります。排水ホースを交換する際の費用は、自分で排水ホースを購入して交換した場合と業者に修理を依頼した場合で異なります。

排水ホース自体は、約2,000円から4,000円と決して高額ではないですが、自力で交換する場合は、なるべくメーカー指定の純正品を購入することを意識しましょう。サイズが合っていないと、交換してもまたすぐに破損してしまう恐れがあります。

自力で排水ホースを交換する場合は、この排水ホースの費用だけで済みます。そのため、なるべく安く済ませたい人は、自力での交換にチャレンジしてみましょう。

業者に排水ホースの交換を依頼する際は、排水ホースの費用に加えて、作業工賃や出張費などが上乗せされます。排水ホースの費用にプラスして、作業工賃が約5,000円から7,000円、出張費として約3,000から5,000かかると考えておきましょう。

また、出張費は遠方から依頼する程高額になるケースがほとんどなので、近場の業者になるべく依頼するようにしましょう。

これらの費用は、合計で1万5,000円程になります。自力での作業に自信がない人や作業手順がわからない人は、無理せず業者の力を借りるようにしましょう。

洗濯機の排水ホースを自分で交換する流れ

洗濯機の排水ホースを自分で交換する際は、その正しい手順をしっかり把握した上での作業が重要です。

事前に準備しておくものとして、新品の排水ホースとドライバーやハサミ、結束バンドとビニールテープを準備しておきましょう。

まず、古い排水ホースを取り外し、新しい排水ホースと交換します。古いホースには、ネジで固定されているタイプもあるため、必要に応じてドライバーで取り外しましょう。

新品の排水ホースを取り付ける際には、必ずハサミでサイズ調整してから取り付けましょう。新品の排水ホースは、長さに合わせて切って使えるように長いものが多く販売されています。

適切なサイズに排水ホースを切ったら、ホースクリップを取り付けます。このホースクリップをしっかり取り付けていないと、後に水漏れの発生の原因になる恐れもあるためしっかり装着させます。

その後、排水口についている排水エルボと排水ホースを接続させて、その部分をビニールテープで巻き付けます。固定力が心配な人は、ここでさらに結束バンドを使用して頑丈に固定しましょう。

最後に、排水ホースを排水口に差し込んで交換作業は完了です。作業する場合は、確認の漏れがないように何度か見返して作業してみましょう。

自分で交換するメリット・デメリット

洗濯機の排水ホースは、道具を準備して手順さえ理解すれば、自力でも簡単に交換できます。ただし、自力で交換するにはデメリットもあります。

このメリットとデメリットを照らし合わせて、本当に自力で交換すべきかを判断するようにしましょう。ここでは、自分で交換するメリット・デメリットについて解説します。

自力で交換するメリット

洗濯機の排水ホースを自力で交換するメリットは、何より交換費用を安く抑えられるという点です。排水ホースを交換した経験のある人や自力での作業に自信がある人は、実質新品の排水ホースを購入する費用のみで済みます。

また、業者に交換を依頼する際の待ち時間もなくなります。すぐに洗濯機を使用したい場合は、自力で排水ホースが交換できた方が、すぐに家事に取り掛かれるため効率的です。

自力で交換するデメリット

洗濯機の排水ホースを自力で交換するデメリットは、取り付けに失敗した際に余計な費用がかかってしまう点と途中で手順を間違えてしまうと修正が難しくなる点です。

まず、排水ホースの取り付けには、なるべくメーカー純正品の排水ホースを用意することが推奨されています。そのため、排水ホースの規格が異なった排水ホースを購入してしまうと、正しい規格のものを購入し直さなければなりません。

また、新品の排水ホースをハサミでカットする際、長さを短く切りすぎてしまうと修正できなくなります。さらに、接続部分の固定が甘いと、新品の排水ホースにもかかわらず水漏れが発生してしまいます。

まとめ

この記事では、洗濯機の排水ホースの交換時期と自分で交換する流れについて解説しました。洗濯機の排水ホースの交換は、使用年数と使用頻度を見直して交換するタイミングを決めるようにしましょう。

経年劣化が進むとホース自体に穴が空いてしまう可能性があるほか、新品の排水ホースでも、洗濯機の使用回数が多ければ消耗するスピードも速くなります。この記事を参考にして、自宅の洗濯機の排水ホースの交換を考える良いきっかけにしてみてください。

わかやま水道職人(和歌山水道職人) 0120-492-315

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