水のコラム

水道つまりは自分で解消できる!原因と対処法について紹介します

2023年04月26日  水回り

キッチンやトイレなど家の中にはさまざまな水まわり設備がありますが、ある日突然、水道がつまることもあるでしょう。

毎日のように使う場所なのでストレスなく使いたいですよね。設備ごとの水道の構造や、汚れやすい・つまりやすい使い方を理解して、適切に使用することが大切です。

ただ、気をつけていても水道がつまる事もあります。今回は自分でできるつまり解消法を紹介しますので、焦らず対応できるようにしておきましょう。

水道つまりの原因を場所ごとに解説

家の中の水まわり設備ごとに、水道がつまる原因物質について見ていきましょう。

キッチン
キッチンでは料理の際に、食品カスや食べ残しのカスが発生します。三角コーナーなどに捨てるよう気をつけていても、排水口に流れてしまう固形物もあるでしょう。

流れきらなかった食品カスなどが排水口のワントラップや排水管の途中に残り、カビや菌が繁殖してヌメリを発生させて水道がつまる原因になります。

また、油汚れを直接流すと、ドロドロとした油が排水口の奥で冷えて固まり、大きなつまりの原因に成長することもあるでしょう。

お風呂
お風呂には毎日入るという人も多いでしょう。頭髪は老若男女に関わらず、1日あたり数十本抜けているのはご存知でしょうか。

抜けた髪の毛は落ちずに頭の上に残ることも多く、お風呂で洗髪するタイミングで流れ落ちていきます。

数本なら大きな影響はないかもしれませんが、掃除を定期的に行わないと髪の毛がびっしりと排水口にたまり、水の通り道を塞いでしまうでしょう。

またシャンプーやリンスなどの洗剤や、垢などが流れ落ちた髪の毛に絡みついたり、排水口や排水管の奥にこびりついて残り、堆積してつまりを発生させたりするケースもあります。

トイレ
トイレはキッチンやお風呂と異なり、大きな異物も飲み込んでしまう恐れがあります。

家のカギや携帯電話などをうっかり落としてしまい、排水口の奥の見えない場所まで落ちてしまうこともあるでしょう。

取り出すのを諦めてしまうと、すぐに水道がつまってしまいます。またトイレットペーパーを大量に使うと排水の際に溶けきれず、大きな固まりになってつまるケースもあるでしょう。

長い間掃除をしていないと、尿石が排水口や配管に堆積して水の通り道を狭くすることも考えられます。

洗面所
洗面所で髪の毛を洗う人は、お風呂と同様に髪の毛やシャンプー・リンスなどが排水口に残ってつまりを起こす可能性があります。

髪の毛を洗わない場合でも、毎日の手洗いの中で皮脂や洗剤が混ざり合って排水口や排水管に残り、ドロドロとしたつまりになるでしょう。

また、歯磨き粉のフタやカミソリの刃などの異物は「まあいいか」と放置してしまうかもしれません。水に溶けない異物はいつまでも残るので、流れてくる髪の毛やヘドロと一緒に大きな固まりに成長する可能性が高いです。

水道の配管の特徴

水まわりの水道は配管が特徴的です。どんな特徴があるかをご紹介します。

排水トラップが設置されている
水まわりの排水口の奥には、排水トラップという設備が設置されていることが多いでしょう。

排水トラップとは、下水からの悪臭や害虫の侵入を防ぐために常に一定量の水がたまりフタをする構造になっている設備で、曲がりくねった配管や複雑な構造のものが多いです。

設備によって形状は異なりますが、役割は同じです。

曲がりくねっているので汚れがたまりやすい
水がたまるように曲がりくねっていたり、複雑な構造になっていたりするせいで、汚れやつまりが発生しやすいというデメリットもあります。

定期的に掃除しないと汚れがたまり、つまりが起きることもあるでしょう。

つまりの原因物質が腐ると悪臭を発生させるようになるので、せっかく下水からのにおいを抑えていても家の中に悪臭が漂うかもしれません。

水道つまりが起きたときの対処法

水道つまりが起きたときに自分でできる、つまり解消法をいくつかご紹介します。

パイプクリーナー
市販のパイプクリーナーを使用すれば、ドロドロとした汚れやタンパク質の汚れを溶かして流してくれます。

キッチンやお風呂、洗面所のつまり解消に効果的ですが、トイレのつまりには効果が低いでしょう。

メーカーや種類によって使い方が異なりますが、基本的な使い方は排水口にクリーナーを流し込み、30分程度放置した後にお湯や水で洗い流すだけです。

お湯を注ぐ
トイレのつまりの原因がトイレットペーパーや便など、水に溶けるものの場合はお湯を注ぐとつまりが簡単にほどける場合があります。

40度から50度程度のお湯を用意し、少し高い位置から排水口めがけて一気に注ぎ込みましょう。熱湯を使うと陶器製の便器が壊れる可能性があるので、必ず冷ましてから使うのが大事です。

ラバーカップを使う
トイレのつまり解消グッズとしてお馴染みのラバーカップですが、キッチンやお風呂など全ての水道つまりに使用できます。

使い方は、カップ部分を排水口に密着させてゆっくり押し込んだ後、勢いよく引っ張るだけです。引っ張った勢いでつまりの原因物質が動くので、一気につまりが解消することも多いでしょう。

一回引っ張っただけでは効果がみられなくても、何度か引っ張ればつまりが取れることも多いので、諦めずに試してみましょう。

ハンガーを利用する
自宅にあるワイヤーハンガーを利用すれば、水道つまり解消ができる場合があります。

ワイヤーハンガーをほぐして一本の針金のようにし、端を排水口に入る程度の大きさに輪をつくります。輪の部分を排水口に差し込み、つまりの原因にぶつかるまで進めましょう。

つまりの原因に届いたら、そこから先端を回したり前後に動かしたりしてつまりの原因を削る・引っかけるなどを試します。うまくいけばつまりの原因がほぐれたり、異物を回収したりできるでしょう。

つまりが解消しない場合は業者に依頼しよう

上記の方法を試しても水道つまりが解消しないときは、プロの水道業者に依頼しましょう。ここでは、水道業者を選ぶポイントについてご紹介します。

いつでも連絡できる業者が多い
プロの水道業者は、24時間365日いつでも連絡可能な業者も多いです。深夜や休日で急なトラブルが起きても安心して利用できるでしょう。

相見積もりをとって信頼できる業者を選ぼう
業者に依頼する際は、最低3社は相見積もりをとり、内容や金額を比較して検討しましょう。最初に相談した1社だけに決めてしまうと、不要な作業内容がついていて高い費用を払わされる可能性もあります。

相見積もりを取れば作業費用の相場や作業内容をつかめるので、焦らずに複数の業者に見積もりをお願いしましょう。

まとめ

水道つまりは家の中のさまざまな水まわり設備で起きる可能性があるので、普段から定期的なメンテナンスを行い、トラブル発生を未然に防ぐことが大事です。

しかし気をつけていても、水道つまりが起きることはあります。そのような場合でも焦らずに、今回ご紹介した自分でできる対処法を試してつまりが解消できないか試してみましょう。

わかやま水道職人(和歌山水道職人) 0120-492-315

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