水のコラム

猫と一緒に使っても大丈夫?猫と人間が共有しない方が良い物【水道職人:公式】

2025年02月19日  その他


猫ちゃんを飼っているご家庭では、飼い主さんのために購入した物を猫ちゃんが気に入ってしまうということがありませんか?
この場合、多くの飼い主さんは猫ちゃんにそれを渡し、自分用を別で準備することがあります。
しかし、飼い主さんの中には猫ちゃんと共有している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 
猫ちゃんと人間が物を共有する場合、病原菌や寄生虫の感染リスクが高まります。
どれだけ猫ファーストの生活を送っていたとしても、猫ちゃんと飼い主さんの健康を守るために区別は必要です。
 
今回は、猫ちゃんと飼い主さんが共有するべきではない物についてご紹介します。
 

食べ物や飲み物


人間の食べ物や飲み物の中には、猫ちゃんにとって有害となる物が多数存在します。
また、塩分や糖分など、即座に体調を崩すことはなくとも健康を害する物もあるでしょう。
 
人間の食べ物や飲み物は、基本的に猫ちゃんに与えてはいけません。
野菜や果物などを猫ちゃんが欲しがるときは、獣医師に相談の上で与えましょう。
 
なお、一部の食べ物や飲み物には、猫ちゃんの命に関わる物や、重篤な症状となる物があります。
それらの物は決して与えないようにしてください。
目を離したすきに猫ちゃんが食べてしまうことも考えられるため、注意を払いましょう。
 

  • 玉ねぎやにんにくなどのネギ類:「有機チオ硫酸化合物」が含まれており、中毒症状などが発生するため、調理後の飼い主さんの手に成分が残っている場合も危険
  • チョコレート:「テオブロミン」が含まれており、分解に時間がかかるため、下痢や嘔吐などの症状が出る
  • コーヒーや紅茶など:「カフェイン」が含まれている製品には、興奮させる作用があり、痙攣(けいれん)などの症状が出る
  • 貝類:ビタミンB1欠乏症などを引き起こす可能性があり、「ピロフェオホルバイドα」が含まれている場合には、光過敏症などを発症し壊死(えし)する恐れも
  • アルコール(お酒):アルコールを分解できないため、意識を失うことや、命を落とすこともあり大変危険であり、除菌用のアルコールの取り扱いにも注意が必要 など

 

食器やコップ


猫ちゃんは自分も人間だと思っているのか、飼い主さんが使っている食器に興味を示すことがありますよね。
 
人間のコップから水を飲みたがるため、猫ちゃんのために机の上に水飲み器を置いたのに、そちらには一切興味を示さないことがあります。
自分が使っているコップに入っている物は必ずしも水とは限らないため、猫ちゃんのためにコップに水を入れて机に置くこともあるでしょう。
 
また、猫ちゃんにおやつを与える際に、ご自宅にある食器を使って与えることがあるかもしれません。
 
しかし、猫ちゃんと飼い主さんが食器やコップを共有することは、なるべく控えた方が良いでしょう。
 
猫ちゃんと人間の間には、経口摂取で移る病気があります。
猫ちゃんから飼い主さんに移るだけではなく、飼い主さんから猫ちゃんに移ってしまうこともあるのです。
 
とくに、新型コロナウイルス感染症では、人間から猫ちゃんに移ったという事例が存在しています。
飼い主さんが感染していることに気が付かず、猫ちゃんに移してしまうことがあるのです。
 
参考:動物を飼育する方向けQ&A┃厚生労働省
 

ブラシ類


ヘアブラシやメイクブラシや歯ブラシなどのブラシ類は、猫ちゃんと飼い主さんで共有しないようにしましょう。
 
歯ブラシに関しては、食器やコップと同様に、猫ちゃんと人間の間で移る病気があるためです。
猫ちゃん専用の歯ブラシで、歯磨きしてあげてください。
 
ヘアブラシやメイクブラシは、ブラシに付着しているメイク製品・整髪剤などの成分が猫ちゃんの健康を害する可能性があるためです。
 
多くのメーカーでは、化粧品やヘアケア製品の原料には安全性の高い物を採用しています。
ただし、人間にとって安全性が高い物が、必ずしも猫ちゃんにとって安全性が高い物ではないという点に注意が必要です。
 
また、ネイルカラーや脱色剤などの一部の製品には、舐めた猫ちゃんの粘膜に炎症を引き起こす可能性があります。
猫ちゃんの口の中に入れるのではなく、ブラッシングために使ったり、気持ち良さそうにするから撫でたりするだけだと思うかもしれません。
 
しかし、猫ちゃんは毛づくろいをする生き物です。
毛に付着した成分を、毛づくろいで経口摂取してしまうこともあるでしょう。
 

トイレ


猫ちゃんの中には人間用のトイレで排泄する子もいますが、猫専用のトイレを使わせるようにしましょう。
 
猫ちゃんの排泄物は、健康状態を確認する上で重要な役割を持ちます。
人間用のトイレを使うことで、排泄回数や排泄物の量、そもそもちゃんと排泄しているかの確認ができなくなってしまうのです。
その結果、病気に気付くのが遅くなることもあるでしょう。
 
また、猫ちゃんがトイレに落ちて溺れてしまうことや、排泄物がトイレつまりの原因になる可能性もあります。
猫ちゃんの排泄物でトイレがつまると、飼い主さんだけではなく猫ちゃんもトイレが使えなくなってしまうのです。
飼い主さんは防災用トイレで凌げますが、猫ちゃんはトイレと認識している場所以外では排泄できないことも考えられます。
 
猫ちゃんの健康のためにも、猫専用のトイレを使う方が良いのです。
 

共有しないという選択肢が重要


飼い主さんからしたら猫ファースト故の行動が、猫ちゃんの健康を害することがあります。
猫ちゃんの健やかな生活のためにも、飼い主さん専用と猫ちゃん専用を作ることはとても大事なことなのです。
 
ところで、もうすぐ猫の日ですね。
和歌山県にある貴志川線の貴志駅(和歌山電鐵)では、今年も猫の日のイベントが開催されます。
「貴志駅駅長のニタマ」だけではなく、「伊太祈曽駅(いだきそえき)駅長のよんたま」、「貴志川線ふく駅長のごたま」が勢揃い!
 
今年の猫の日である2月22日は土曜日です。
お休みの方も多くいらっしゃると思うので、11時10分からの「にゃんにゃんにゃんの日イベント」に遊びに行ってみませんか?
*開催時間は20分程度です。
 
参考:にゃんにゃんにゃんの日イベント┃和歌山電鐵株式会社

わかやま水道職人(和歌山水道職人) 0120-492-315

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