風呂場のカビや臭いは自力で解決できる？身近なアイテムで快適な場所に！ |

水のコラム

2021年09月12日お風呂のメンテナンス

目覚めをシャキッとさせて、一日の終わりにリラックスできるお風呂場は、いつも清潔な状態を保っておきたいものです。
しかしながら、カビの繁殖や排水溝のぬめりなど水回りにありがちな悩みが、数多く発生する場所でもあります。

お風呂場をいつも快適な状態にしたいなら、時々まとめて掃除をするより、お風呂から上がる前のちょこっと掃除がおすすめです。
また集中して掃除をする時には、洗い残しがないように風呂場の隅々まで徹底的に行うことできれいな状態を長く維持します。

これから、どの家にもある身近なアイテムで毎日できるお風呂掃除の方法や、トラブルの原因別にお悩み解消法ご紹介します。

排水溝のぬめりや臭いの原因となっているのが、毎日使うシャンプーや石鹸・ボディーソープのカスです。
ゴミ受けを小まめに掃除しても、その下の排水溝に少しずつ汚れが蓄積し、腐敗臭のような独特の嫌な臭いがすることがあります。
そんな時におすすめなのが、重曹とクエン酸の組み合わせです。

まず重曹を排水溝にたっぷりと振りかけます。
重曹は比較的安価なので、お風呂場の排水溝を掃除する時には特に、思い切ってたっぷりと使いましょう。
その後、クエン酸を重曹の上から注ぎます。
クエン酸がない時にはどこの家庭にもあるお酢でも代用できるので試してみてください。

二つのアイテムを合わせてしばらく待つと徐々に発砲し始めるので、30分ほどそのまま放置し、その後45℃ぐらいの熱めのお湯で洗い流しましょう。
こうすることで、排水溝のぬめりがスッキリ取れ、重曹が臭いを吸着してくれるので、嫌な臭いも解消できます。

またお風呂の壁の水垢にも重曹が効果を発揮するのです。
重曹を水で薄めて、スプレーボトルに入れたものを、壁に吹きかけスポンジや布で擦ります。
濃度は汚れ具合に合わせて調節し、中身は使いきれる量をその都度作りましょう。

排水溝の掃除で紹介した重曹とクエン酸の組み合わせは、お風呂場のカビの撃退にも作用します。
まず粉の重曹にクエン酸を少しずつ混ぜてペースト状にし、それを歯ブラシに付け、隅の方にある頑固なカビを擦り落としましょう。

カビが生えやすい場所として、壁と浴槽の間や、シャワーヘッドやホースの凸凹の部分、排水溝付近の床や壁、換気扇などがあります。
お風呂場の床や壁全体を掃除しても、隅々にカビが残っているとそこからすぐにまた全体に広がってしまうので、掃除をする時には隅々まで行うのが重要なポイントです。

また、お風呂場にある洗面器や椅子、シャンプーやボディーソープなどの容器にもぬめりやカビが付着していることがあるので、掃除をする時には風呂場内に置いてあるものもすべてチェックし、きれいにしておくことをおすすめします。
加えて排水溝を掃除する時には、中にある排水トラップを取り出して洗いましょう。

毎日使う風呂場をきれいな状態に保ち続けるポイントは、お風呂上がりの換気と水気の拭き取りです。
窓がある風呂場ならしばらく窓を開けておいて、換気扇を回すなどしてしっかり換気しましょう。
一方で換気扇に埃が溜まっていて汚れていると、換気がうまくできないので、換気扇を小まめに掃除しておくことも大切です。

また、お風呂上がりに、カビが生えやすいシャワーのホースや、蛇口などの金属部分だけでも軽く布で拭き取っておいて、排水溝のゴミ受けに溜まった髪の毛やゴミを取り、さっとお湯をかけておけば、カビやぬめりの発生を未然に防ぎます。

このようにお風呂上がりのちょっとした作業で、きれいな状態を保てるのです。
忙しくて、まとまった掃除の時間が取りにくい人こそ、入浴後の小掃除を日々の習慣にしてみてはいかがでしょうか。

排水溝のつまりや下水が臭いの原因の場合、自力での解決は困難です
きれいに掃除していても嫌な臭いがする場合は、専門業者へ相談してみましょう。
掃除の手が届かない排水溝の奥や、下水管、排水トラップなどにトラブルが発生しており、そこを修理・交換することで解決するかもしれません。

また定期的にプロに掃除を依頼すれば、特殊な薬品や加工により汚れを防いでくれるので、日々の掃除が楽になるというメリットもあります。

わかやま水道職人は、橋本市、田辺市、紀の川市、岩出市、海南市、有田川町、白浜町など、和歌山県全般で風呂場特有のお悩みに対応いたします。

掃除では解消できない臭いやつまり、排水溝や下水管のトラブルは、プロの手におまかせください。
排水トラップの洗浄や、その他薬品を使った洗浄など、修理や交換以外のサービスも充実しています。