水のコラム

トイレが水漏れする主な原因!特定し適切に対処しよう【水道職人:公式】

2024年11月26日  トイレのトラブル


トイレが水漏れする原因はさまざまです。
トイレが水漏れしているときは、原因を特定し、原因ごとに適切な対処が必要です。
 
たとえば、タンク内部の部品が劣化していることが水漏れの原因なのに、配管のナットが緩んでいることが原因と断定したとします。
このような場合、水漏れは直らずに悪化する恐れがあるのです。
水漏れの原因を特定し、適切に対処することは、水漏れの改善だけではなく、トイレ設備を破損させないためにも必要なことです。
 
今回は、トイレが水漏れする主な原因や対処法、予防策についてご紹介します。
トイレが水漏れしている際の原因を特定するために、参考にしてみてください。
 

トイレが水漏れする7つの原因


トイレが水漏れする原因は、大きく分けて7つあります。
 

タンク内部部品の劣化

トイレが水漏れする原因として多くの割合を占めるのが、タンク内部部品の劣化です。
 
トイレのタンク内部には、ボールタップなどさまざまな部品が使われています。
これらの部品はゴムでできている物が多く、経年劣化により摩耗し、厚みが薄くなり、本来の役割を果たせなくなるのです。
 
またトイレのタンク内は常に水で満たされています。
タンク内部に使われている部品も、常に水にさらされた状態です。
長期間水にさらされることで、部品は損傷しやすい状態になるでしょう。
使っている期間が長いほど、部品の金具部分がサビたり、部品の一部が溶けたりといった損傷が起こります。
 
タンク内部に使われている部品が劣化したり損傷したりすると、水洗が正常に行えなくなり、水漏れしてしまうのです。
 

タンクと便器の接続部分の劣化

タンク式のトイレには、便器とタンクが一体型になった物と、便器とタンクが別々の物があります。
 
便器とタンクが別々のトイレは、密結ボルトや密結パッキンで接続されているのです。
そのため、密結部分が緩んだり劣化したりすることで、水漏れすることがあります。
 
とくに密結パッキンの部分は、タンク内部にある排水弁から排水された水が通る道です。
パッキンが緩んだり劣化したりすることで、排水時に水が漏れてしまうでしょう。
 

給排水管の接続部分の緩み

トイレにつながっている給排水管の接続部分が緩むと、緩んだ部分から水漏れします。
給排水管は水の通り道のため、トイレを水洗するたびに、勢いがある水が通ります。
少しでも隙間があると、勢いのままに漏れ出てしまい、給排水管の接続部分を損傷する恐れもあるでしょう。
 
また接続部分にはパッキンも使われています。
パッキンが経年劣化で摩耗することでも隙間ができ、隙間部分から水漏れすることがあるでしょう。
 

便器やタンクのひび割れ

便器やタンクがひび割れていると、ひびが入っている部分から水漏れします。
 
便器やタンクは衛生陶器で造られており、衝撃や熱に弱いという特性を持っています。
たとえばトイレの上に硬さがある物を落としてしまったり、地震でトイレが衝撃を受けたりすることで、ひび割れすることがあるのです。
 
またトイレに熱湯を流してしまったり、トイレの近くで火気を使うことでも、トイレがひび割れする恐れがあります。
 

排水管のつまりや逆流

排水管がつまっていると、排水が正常に行われず、排水されなかった水が溢れ出すことがあります。
また排水管がつまっていることで、排水が逆流することもあるでしょう。
 
排水管のつまりは慢性的に起きているケースと、トイレットペーパーや排泄物の量が多いことにより、そのときだけ起こるケースがあります。
慢性的なつまりではない場合、1度の水漏れトラブルで収まることがありますが、慢性的なつまりの場合水漏れが繰り返されるでしょう。
 
なお逆流は台風などの大雨でも起こる可能性があります。
大雨の日にトイレから臭いがするときは、下水が上がってきている可能性があるため、逆流が起こりやすくなるでしょう。
 

床下の水漏れ

給排水管がトイレの床下に引かれていることがあります。
床下に引かれた給排水管から水漏れすると、トイレの床上に水がにじみ出し、トイレから水漏れしているように見えることがあるのです。
 
床下に引かれた給排水管は、経年劣化や地震などの自然災害で損傷したり、穴が空いたりします。
とくに経年劣化では給排水管がサビたり、ピンホールと呼ばれる小さな穴が空くことがあるでしょう。
サビた部分やピンホールが空いている部分は脆くなっています。
水漏れによってさらに被害を受け、水漏れが悪化するという悪循環に入ることもあるのです。
 

ウォシュレットの破損

ウォシュレットの吐水穴がつまっていたり、ウォシュレットが折れたり、亀裂が入っていたりすることでも、水漏れは起きます。
 
ウォシュレットは細長く、比較的強度が低い部品です。
そのため掃除のときに力を入れて拭いたり、無理に引っ張ったりすることで、破損してしまうことがあります。
 

水漏れの対処法


トイレの水漏れの対処法は、水漏れの原因ごとに異なります。
 

タンク内部部品が原因の場合

タンク内部部品の劣化や損傷が原因の水漏れの場合、部品の交換が必要です。
トイレの品番から交換したい部品の品番を特定し、部品を準備して交換しましょう。
 
部品を交換する際は、トイレの施工説明書を見ながら作業するようにしてください。
トイレの種類によっては取り外せない部品などもあるため、自己判断で取り外そうとすると、タンク本体の交換が必要になることもあるのです。
 
タンク内部部品を交換するときは、トイレの止水栓もしくは水道の元栓を閉めるようにしましょう。
トイレが給水できる状態で交換作業すると、水が噴き出す恐れがあります。
 
関連記事:トイレの水漏れトラブルの原因や対処法について解説!
関連記事:トイレの水が流れっぱなし!?修理の道具を揃えて原因を解消しよう!
 

タンクと便器の接続部分の劣化が原因の場合

タンクと便器の接続部分から水漏れしているときは、接続部分が劣化している可能性があります。
この場合は、わかやま水道職人などの、水道修理業者に依頼しましょう。
 
タンクは非常に重く、一人では持ち上げられないことがあります。
また取り外すためには密結している部品を外す必要があります。
タンクを持ち上げながら部品を取り外す作業は、タンクの破損や怪我といったトラブルを招く恐れもあるでしょう。
タンクは重さがあるため、わかやま水道職人などに依頼した方が、費用面でも作業の面でも安心できます。
 

給排水管の接続部分の緩みが原因の場合

給排水管の接続部分が緩んでいる場合、モンキーレンチでナットを締め直してください。
このとき、トイレの止水栓や水道の元栓を閉め、トイレへの給水を止めてから作業するようにしましょう。
 
ナットを締めても水漏れが改善しない場合、接続部分に使われているパッキンが劣化している可能性があります。
パッキンを交換することで、水漏れの改善が見込めるでしょう。
 

便器やタンクのひび割れが原因の場合

便器やタンクのひび割れは、トイレ本体の交換が必要になるケースがほとんどです。
そのため、わかやま水道職人などの、水道修理業者に依頼しましょう。
 
トイレ本体の交換は、給排水管の接続作業が発生します。
給排水管は正しく取り付けしないと水漏れするため、自分で交換することは控えた方が良いでしょう。
 

排水管のつまりが原因の場合

排水管のつまりが水漏れの原因の場合、ラバーカップ(すっぽん)やパイプクリーナーなどでトイレのつまりを除去してください。
トイレットペーパーや排泄物など、水溶性の物がつまっている場合、道具やパイプクリーナーを使って自分で除去できます。
 
つまりを除去する方法にお湯を使う方法があります。
お湯を使う方法を試す場合、お湯の温度は60度程度までに留めましょう。
熱湯を使うと便器が割れ、便器の交換が発生します。
 
またつまりの原因が水溶性の物以外の場合、自分で除去することはできないため、わかやま水道職人などの、水道修理業者に依頼しましょう。
水溶性の物が原因の場合も、つまりが繰り返しているときは、自分で除去できないつまりが起こっている可能性があります。
このような場合も、わかやま水道職人などに依頼してください。
 

床下の水漏れが原因の場合

給排水管の水漏れは自分で対処することはできません。
これは水道法により定められています。
給排水管の修理や交換が必要なときは、わかやま水道職人などの、水道局指定工事店に依頼してください。
 
床下で水漏れが起きている場合、トイレだけではなく他の場所でも水漏れしている可能性があります。
わかやま水道職人などに漏水点検を依頼し、他の場所でも水漏れが起きていないかを点検しましょう。
 
和歌山県のどこの水道修理業者が水道局指定工事店か分からない方もいるでしょう。
和歌山県の各自治体で水道局指定工事店の情報が公開されているため、ホームページを見てみてください。
 
参考:指定給水装置工事事業者一覧┃和歌山市
 

ウォシュレットの水漏れ

ウォシュレットの水漏れの原因が吐水穴のつまりの場合、ウォシュレットの取扱説明書を確認しながら掃除してください。
つまりを除去することで水漏れが改善するでしょう。
 
ただし、ウォシュレットの水漏れがウォシュレットの破損など、つまり以外が原因の場合、
自分で修理することは控えた方が良いでしょう。
ウォシュレットは電気を使っているため、自分で修理することで、感電する危険性があります。
わかやま水道職人などの、水道修理業者に依頼してください。
 
ウォシュレットから水漏れしているときは、応急処置としてウォシュレットの電源を抜きましょう。
その後、プラグやコンセントに水がかからないように保護してください。
 

トイレの水漏れを予防するには?


トイレの水漏れは突然起こるトラブルだと考える方がほとんどでしょう。
しかし、トイレが水漏れする前に前触れがある場合があります。
 

水漏れする前の前触れ

水洗したときにレバーを軽く感じたり、水洗時に異音が聞こえたりするときは、タンク内部の部品が異常挙動を起こしている可能性があります。
また異音は正常な排水が行われていない場合に聞こえることがあるため、給排水管でトラブルが起きているときにも聞こえることがあるのです。
 
挙動に対する違和感や異音、異臭など、いつもと違うと感じた場合は、タンク内部の部品の損傷やつまりなどを疑い、点検した方が良いでしょう。
違和感を覚えたときに対処することで、水漏れを予防できるのです。
 

定期的な点検

なにも違和感を覚えることがない場合でも、定期的に点検しておくことで、水漏れを予防できます。
 
タンクの内部や便器の周辺、給排水管など、トイレの周辺を定期的に点検しておくことで、すぐに水漏れを発見できます。
また水漏れはしていないけれど、タンク内部の部品が損傷しているといったことに気が付くこともあるでしょう。
 

点検を依頼する

水漏れを予防するために、わかやま水道職人などの、水道修理業者に点検を依頼することもおすすめです。
頻繁に依頼する必要はありませんが、トラブルが起きている可能性が疑われる場合は、依頼してすみずみまで点検しておくことで、水漏れが予防できます。
 
トラブルとは、たとえばつまりが頻繁に起こるようになったときなどです。
またトラブルは起きていないけれど、トイレを設置して10年以上経過している場合も点検を依頼した方が良いでしょう。
 
わかやま水道職人などに点検を依頼することで、トイレの周辺だけではなく、排水マスなどの排水が流れる場所も点検が行われます。
屋内のトイレ設備だけではなく屋外の配管設備まで点検することで、つまりを予防することや、つまりの根源を除去できるでしょう。
 

トイレの水漏れはわかやま水道職人へ!


トイレの水漏れは、わかやま水道職人にお任せください!
わかやま水道職人は、和歌山県の各自治体から指定を受けた、水道局指定工事店です。
 

自分での対処は二次トラブルに発展することも

トイレの水漏れは、タンク内部部品の劣化が原因の場合が多く見受けられます。
タンク内部の部品はお客様で交換できますが、二次トラブルへ発展するケースがあるため注意が必要です。
 
タンクの蓋を落として蓋にひびが入ってしまったり、怪我してしまったり、水圧が強くなって水が溢れ出したというご相談を受けることがあります。
怪我すると生活に支障が出てしまいますし、タンクの蓋にひびが入るとトイレを交換する必要があるでしょう。
また水圧が強くなったことで排水が追い付かず水が溢れ出すと、掃除するという手間が発生します。
 
交換が難しいと感じた場合は、わかやま水道職人にご相談ください!
わかやま水道職人では、ご連絡をいただけましたら最短30分で作業員が現場に駆けつけ、水漏れを早急に改善できるように努めます。
 

依頼した方が費用が抑えられるケースも

水道修理業者への依頼はお客様で交換されるよりも費用面で高くなるため、控えたいと考えている方が多くいらっしゃいます。
しかし結果的に水道修理業者へも依頼することとなり、費用も時間もさらに必要となるケースもあるのです。
最初の段階で依頼することで、水漏れを早期かつ費用を抑えて改善できるでしょう。
 
わかやま水道職人は365日営業・24時間受付しています!
水漏れやつまりなど、水まわりのトラブルでお困りの方は、いつでもお気軽にご相談くださいませ。

わかやま水道職人(和歌山水道職人) 0120-492-315

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