水のコラム

給湯器から水漏れが発生する原因とは?修理か交換を選ぶ基準もご紹介

2021年07月12日  給湯器の水漏れ

給湯器から水漏れする原因とは?

給湯器から水漏れが発生する原因はいくつか考えられます。そこで今回は、よくある原因を3つご紹介します。

・施工不良や初期不良
まだ新しい給湯器なら、最初に施工不良の可能性を疑いましょう。施工不良は給湯器を取り付ける際に配管がうまくつながらなかったことで起こります。その場合、給湯器を取り付けた施工業者に修理を依頼すると、無料で修理してもらえます。また施工に問題がなければ給湯器自体の初期不良が疑われるので、給湯器メーカーに問い合わせましょう。

・経年劣化
長い期間給湯器を使用している場合には経年劣化が疑われます。給湯器を問題なく使用できる年数は8年から15年程度と言われており、長く使用していればその分故障する可能性は高くなります。接続部分のパッキンが破損するケースが多いため、水漏れを発見したらまずは細かい部品を調べましょう。

・配管の凍結
冬場に気温が0℃以下になると配管が凍り破損してしまうことがあります。寒い地域で使用されている給湯器の多くは凍結対策を施してありますが、それ以外の地域では対策されていることは少ないようです。配管の中の水が凍結してしまうことが原因なので、事前に水抜きして凍結を防ぎましょう。

給湯器の水漏れは放置せずに早めの対処を

給湯器の水漏れを放置するとどのようなデメリットがあるのかご紹介します。まず1つ目に、水道代とガス代が上がってしまう可能性が挙げられます。たとえ水漏れしている量が少なくても、毎日ポタポタと漏れていれば当然水道代やガス代が多くかかってしまいます。数百円程度で済めば良いですが、ガス代が3倍にもなってしまった事例もあるので毎月料金を確認するなどの注意が必要です。

次に、一酸化炭素中毒の危険性が挙げられます。水漏れが原因でガスが不完全燃焼を起こし、一酸化炭素が充満してしまう危険性があります。一酸化炭素は臭いがしないため、気が付いた時には手遅れで、一酸化炭素中毒により命が危険に晒されている状況に陥ってしまうのです。新しい給湯器なら安全装置が搭載されていますが、古い給湯器には搭載されていないので、水漏れを見つけたらすぐに使用を中止しましょう。

また、マンションなどの集合住宅に住んでいる場合には、他の部屋への影響を忘れてはいけません。場合によっては床が傷む、下の部屋や隣の部屋が水浸しになるといったトラブルが起きてしまいます。そういったトラブルを回避するためにも、水漏れは放置せずに発見したら早めに対処しましょう。

水漏れしたら修理か交換を選ぶ。その基準は?

給湯器の水漏れが発生した場合、業者に修理を依頼するか給湯器ごと交換してしまうか選ばなければいけません。その際、どのように選ぶべきかご紹介します。

・使用期間で選ぶ
給湯器の使用期間が10年を超えているなら、本体の交換がおすすめです。使用されている部品の製造が10年で終了してしまう場合もある上に、10年も経つと機能もコストも向上した給湯器が多く発売されているからです。安全に使用するためにも、8年以上使用した給湯器は交換を検討すると良いでしょう。

・修理と交換の費用を比較する
一口に水漏れの修理と言っても、その原因によって修理の費用は大きく異なります。たとえば、電装系の故障を修理するなら約4万円、燃焼系の故障を修理するなら約2万円と故障した部位によって2倍も差があるのです。まずは修理業者に故障診断を依頼して、故障の原因を特定しましょう。その後に修理費用と交換費用を比較することをおすすめします。

集合住宅で水漏れが発生したときの対処法は?

マンションなどの集合住宅の場合、共用部分が水漏れしている可能性もあります。そのようなケースの対処や費用負担はどうなるのでしょうか。

・トラブルの原因によって費用の負担先は変わる
集合住宅には自分で所有している専有部分と、管理者が所有する共用部分があります。分譲マンションの場合、トラブルが起こった原因によって費用の負担先は変わります。たとえば、給湯器の本体から水漏れが発生した場合には、給湯器の本体が置いてある専有部分に原因があると見なされるため、修理費用は自己負担です。逆に共用部分の配管に原因があるなら管理者が修理費用を負担します。どちらにしても、まずは管理会社に連絡して状況を報告する必要があるでしょう。

・賃貸なら基本的に管理者が修理費用を負担する
賃貸住宅の場合は、分譲住宅と違ってすべての設備が管理者の所有物なので、修理費用などの負担も基本的に管理者側が請け負います。その中には給湯器も含まれるため、修理や交換にかかる費用を負担する必要はありません。しかし故意に破損させてしまった場合や、契約書に入居者負担と記載されている場合には自己負担の可能性もあります。トラブルが起きないようにするためにも、どのようなケースが自己負担になるのか事前に確かめておきましょう。

給湯器から水漏れがしたらわかやま水道職人へお電話ください

わかやま水道職人は和歌山市、田辺市、橋本市、紀の川市など和歌山県全般で水回りのトラブルを解決している水回りのプロです。トイレや浴室や洗面所、キッチンでのつまりをはじめ、水回りのトラブルでお困りの際には、ぜひ気軽にわかやま水道職人にお問い合わせください。

わかやま水道職人(和歌山水道職人) 0120-492-315

わかやま水道職人(和歌山水道職人) 0120-492-315